福井銀行と福井新聞社の共同出資会社「ふくいのデジタル」(福井市)は、同社のスマートフォンアプリ「ふくアプリ」で、福井県が実施する旅行支援事業「ふくいdeお得キャンペーン」の電子クーポン提供を始めた。
国内旅行の需要喚起策として宿泊費などを補助する「全国旅行支援」は、1月10日から再開。買い物や飲食に使えるクーポンは原則として電子クーポンで提供することになった。平日は昨年の3000円分から2000円分に引き下げ、休日は1000円分に据え置いた。福井県独自の上乗せ分のクーポンは、従来通り紙クーポンで発行するという。
「ふくいのデジタル」は、「ふくアプリ」で地域ニュースや防災情報などを提供するほか、デジタルクーポンやデジタルポイントといったデジタルを活用したサービスを提供している。
電子クーポンでは、紙クーポンでは不可能だった1円単位での利用に対応できるといい、「ふくアプリ」では、利用者に福井県内のニュースやリアルタイム気象災害情報、近くの利用店舗検索といったコンテンツも提供しているという。詳細は同キャンペーンサイトを参照。