『映画ドラえもんのび太と空の理想郷』の公開アフレコイベントが31日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた永瀬廉(King & Prince)と藤本美貴が登場した。
本作は、空に浮かぶ完璧な理想郷「パラダピア」を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる姿を描く。
永瀬はパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを、藤本はパラダピアにある学校の先生を演じた。
本作が声優初挑戦となった永瀬は、この日、報道陣の前で堂々としたアフレコを披露した。演出スタッフから「パーフェクト!」と声が掛かると、「やった~!」と喜びを爆発させた。
周囲の反応については、「うちのメンバーの高橋海人が『ドラえもん』をすごく好きで、めちゃくちゃうらやましがられました。『やりたかった~』と言うから『どんな役が良かった?』と聞いたら、『ドラえもん』と。『無理無理無理!』って言いました」と笑わせた。
藤本も、家族全員が『ドラえもん』を好きだそうで、「この世界に自分が入れたことに感動しました。20年間、芸能生活を頑張ってきて本当に良かったなと。こんなご褒美があるんだって」と興奮気味に語った。
会場には、ドラえもんも駆け付け、2人にインタビューを実施。役柄にちなみ、「自身のパーフェクトな部分は?」と尋ねられた永瀬は「僕んちは、めちゃめちゃきれいです。結構きれい好きで、家はいつ誰が来てもいいようになっています。なのでドラえもん、今日来てもいいねんで。どら焼きとお茶出すよ」と語った。
また、「人前で緊張しないためのコツ」を聞かれた藤本は「そういう場所では、『どうしよう』という気持ちよりも、『私を見て』という気持ちでいることが一番。失敗も含めて、私はライブ感だと思っているので」とポジティブに語った。
永瀬も「僕も去年(東京)ドームに立ったときは緊張したけど。まあ『King & Princeやしな、俺』って思うことですね。『俺はキンプリだぞ』ってモチベーションでやると、心強いというか、勇気をもらえる」と答え、「だから、ドラえもんも緊張したら『俺もKing & Princeやで』と思ったら大丈夫」とアドバイス。ドラえもんは「僕、いいの? 思うのは自由だもんね」と大喜びの様子だった。
映画は、3月3日から公開。