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山本耕史「僕にとってのヒーローはドラゴンボールの悟空」 「戦闘力がすごい。なのにあの優しさ」

 映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』大ヒット御礼舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、声優を務めた山本耕史と小関裕太が登壇した。

 本作は、『シュレック』シリーズから派生した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークで圧倒的な人気を誇る伝説のネコ・プスを主人公としたスピンオフシリーズの第2弾。

 主人公のネコ剣士・プスを山本、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関が演じた。

 映画にちなみ、「自身にとってヒーローとは?」と尋ねられた山本は「シンプルに、誰かを助けるために手を差し伸べる人はヒーローですよね」と考え込みながら、「僕にとってのヒーローはドラゴンボールの悟空です」と回答。

 その魅力を問われると、「完璧じゃないところ。頭が良くて格好も良くて…じゃなくて、どこか抜けていて安心させてくれる。でもピンチに強い」と説明。

 「ギャップを持っているヒーローってすごい引き込まれます。とりあえず(悟空は)戦闘力がすごい。なのにあの優しさですよ!」と熱弁した。

 一方、小関は「走り続けている人は格好いいですね。僕もくじけそうになることがたくさんあるけど、忙しい時期こそ、そうやって走り続けている人と飲む時間がほしくなるんです」とコメント。

 「夜のちょこっとだけでも、そういう方とお会いすると、背中を押されて頑張れる。悔しいこととか、人にあまり見せたくない部分さえも見せられる。そういった方は僕の日々のヒーローです。歌手の方、俳優の方だったりするのですが…」と明かした。

 また、幼少期のヒーローとしては「戦隊もので(ギンガ)ブルーをやっていた照英さん」と「星獣戦隊ギンガマン」に出演していた照英を挙げた。

 小関は「僕は小学1年生の頃から芸能活動をしているので、著名な方とお会いしても“おおっ!”となることはあまりない。でも1回NHKで子ども番組をやったときに、合間でトイレに行ったら、隣で照英さんが同じ格好をしていて、そのときは震えました。おしっこをしながら話し掛けちゃいました」と明かして笑わせた。