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EV集配業務の実用性検証へ 6月からホンダとヤマト運輸

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ホンダ×ヤマト運輸 「実用性の検証で使用するテスト用車両」

 

 本田技研工業(東京都港区)とヤマト運輸(東京都中央区)は6月1日から、ホンダが2024年春に発売予定の新型軽商用電気自動車(EV)のテスト用車両を使った集配業務の実用性検証を始めると発表した。8月31日までの3カ月間、車両3台を使い、環境負荷軽減効果や車両性能などを検証する、という。

 ヤマト運輸の中野営業所(東京都杉並区)、宇都宮清原営業所(宇都宮市)、神戸須磨営業所(神戸市)の各営業エリアでテスト用車両を使用し、温室効果ガス排出量を低減させる環境負荷軽減効果や航続可能距離(燃料残量による走行可能な距離)、ドアの開け閉めなどの車両性能などを確認する。また集配業務時の車速やアクセル・ブレーキなどの運転操作、空調の電力消費量、走行後の充電量や充電時間帯など各種基礎データも取得し、充電管理などに役立てるという。

 検証車両の荷室には、ヤマト運輸が導入を進める小型モバイル冷凍機を2台搭載。冷蔵・冷凍品配送にも対応する。