神代植物公園で「アジサイウィーク」を開催 梅雨の時期、傘をさしての散策も粋なもの

　庭園にアジサイ薫る雨の朝――。武蔵野の面影が残る公園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさをあじわうことができる東京都調布市深大寺の「神代植物公園」。6月上旬～7月上旬の梅雨どきには、かれんなアジサイが見ごろを迎える。その見ごろの時期にあわせて、5月28日～6月30日まで「アジサイウィーク」が開催される。

　園内の屋外展示場で、ヤマアジサイを中心に約130種類、500株の園芸品種の鉢植えを展示する「あじさい展」を実施。また、梅雨の季節でもあることから、雨の日もアジサイの鑑賞を楽しめるようにと、開催期間中は、正門・深大寺門で、透明ビニール傘の貸し出しを行う（数に限りあり）。あえて傘をさし、雨にこそ映えるアジサイの色彩を愛でるのも粋なものかもしれない。

　なお、5月28日からは屋外展示場で「はなしょうぶ展」も開催（6月16日まで）される。

　開園時間は、午前9時30分～午後5時（本園の入園は午後4時まで、大温室・水生植物園の閉門時間は午後4時30分）。休園日は、毎週月曜日（月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日）。入園料は、一般・大人500円（団体：400円）、65歳以上250円（団体：200円）、中学生200円（団体：160円）、都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料。