憧れのハイブランド──。昨今では東京・銀座などの店舗で、円安も手伝い海外旅行客が買っている姿が目立つが、日本人もハイブランドを求める人が多い。LINEヤフーでは、全国10〜60代の男女5255人を対象に、一番好きなハイブランドや、そのブランドを好きな理由について調査を実施した。調査期間は5月7日~5月9日。果たして日本人はどのハイブランドを好んでいるのだろうか。
今回の調査で全体における1位となったのは「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」。以下、「TIFFANY & Co.(ティファニー)」「BURBERRY(バーバリー)」「GUCCI(グッチ)」「DIOR(ディオール)」と続いた。一方、「この中に好きなハイブランド/ラグジュアリーブランドはない」という回答は、10~20代で半数前後となるなど、年代によって好みのブランドが分かれることがわかった。
年代別に人気ブランドをみると、10~20代では「DIOR」が1位に。また、10代では「CHANEL(シャネル)」、20代では「LOEWE(ロエベ)」が2位にランクインした。「BURBERRY」は年代が上がるほど割合が高く、特に60代男性から支持を集めている。
男女別では、「DIOR」「TIFFANY & Co.」は女性が高め。とくに、「TIFFANY & Co.」の割合が、年代が上がるにつれて高くなっている。一方、男性では、「ROLEX(ロレックス)」「TAG Heuer(タグ・ホイヤー)」など時計のハイブランドが年齢の高い層に好まれているようだ。
そのブランドを好きな理由を尋ねると、「LOUIS VUITTON」は「年齢を問わず使える」「高級感がある」「品質がいい(素材/長く使える)」がトップ3に。「TIFFANY & Co.」と「BURBERRY」は「デザインが好き」が断トツで1位だった。好きな理由はブランドごとに異なるものの、全体的には、デザインや品質の良さ、年齢を問わず長く使えるといった共通点も見えてきた。