日本の伝統文化で、本漆を使った本格的な「金継ぎ」。完成するまでに約1~2カ月もの期間を必要としますが、簡易金継ぎキット「THE TSUGICIAN」を使えば、作業時間約90分、完成まで約24時間と超時短で割れた器の修理が可能になるんです。この金継ぎキットが「2024年おもてなしセレクション」で最高金賞を受賞し、成田空港のおもてなしセレクション店舗「Little Japan」にて2025年1月7日(火)より販売をスタート。修復した器は日常使いも可能なので、お気に入りの器を捨ててしまう前に試してみませんか?
大切に使い続ける日本の伝統文化
壊れたら捨てるのではなく、修復して大切に使い続ける「金継ぎ」の哲学は、世界からも注目されています。通常は、本漆を使って割れた器を修復する本格的な金継ぎは完成まで約1〜2カ月の期間を要しますが、敷居の高い本漆金継ぎのイメージを取り除き、もっと気軽に感じられるようにと、時短で体験できる簡易金継ぎキットが開発されました。
京都の金継ぎ教室「金継ぎ工房kulukulu」の運営などを展開するKurumiから、簡易金継ぎキット「THE TSUGICIAN」が2024年9月より販売。日本の優れた商品・サービスを世界に広めるプロジェクト「2024年おもてなしセレクション」で最高金賞を受賞しました。
食品衛生法をクリアした素材だから安心
同商品は本漆の変わりに接着剤、UVジェルを使用するので、かぶれる心配がありません。食品衛生法をクリアしている簡易金継ぎキットは稀ですが、同商品の材料はすべて日本の食品衛生法をクリアしているので、修復した器の日常使いが可能です(日本食品分析センターテスト済み)。
さらに、陶器だけでなくガラス製品の修復にも対応しています。
ワークショップでも完成品をその日にお持ち帰り
本格的な金継ぎは、完成まで約1〜2カ月もしくはそれ以上かかりますが、同キットでは作業時間約90分、完成まで約24時間と時短で体験できます。
京都の「金継ぎ工房kulukulu(2024年5月オープン)」で開催している、同商品を使った金継ぎワークショップ(約90分)では、国内のお客さんをはじめ、10カ国以上の外国人観光客が金継ぎを気軽に楽しみ、完成品をその日に持ち帰っているのだとか。
おしゃれなパッケージにも注目
金継ぎの工程で、UVライトを使って1分でジェルを硬化させる手順が「マジック」を連想させることから、パッケージはタロットカードのTHE MAGICIANをTHE TSUGICIANとして、パロディ風にアレンジしています。
kulukulu 簡易金継ぎキットTHE TSUGICIAN ガラス金継ぎ対応
価格:11,000円(税込)
サイズ:約 縦255mm×横150mm
カラー:イエロー
セット内容:22種類33点[エポキシ接着剤(主剤・硬化剤)、UVジェル、真鍮粉、錫粉、アクリル筆(細・極細)、小皿、手袋、紙やすり(水研ぎ可)、鉄工やすり(半丸)、マスキングテープ、スポイト、ステッカー、デザインナイフ、替刃、金継ぎマニュアル(日本語版1部・英語版1部)、綿棒、UVライト、爪楊枝、メタルスパチュラ]
販売場所:おもてなしセレクション店舗「Little Japan」(成田空港第2ターミナル 本館4階)
ECサイト:[Amazon][楽天市場][Yahoo!ショッピング]
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