カルチャー

浅草エリアのオーバーツーリズム対策デジタルマップ 「奥浅草ガイドマップ~物語で知る、もうひとつの浅草~」公開

 インバウンド(訪日外国人観光客)需要の回復に伴い増加する東京・浅草エリアのオーバーツーリズムの解決を目指し、多言語対応のデジタルマップ「奥浅草ガイドマップ~物語で知る、もうひとつの浅草~」の配信が、このほどスタートした。ホテル・旅館、簡易宿所、民泊の開発支援・運営代行を行うIKIDANEと、観光DX・コンテンツクリエイト・PRサービスを提供するMEBUKU(いずれも東京)と、東京都台東区と浅草観光連盟との共同事業。

 2025年の大河ドラマの舞台となる吉原を中心とした浅草界隈や、主人公・蔦屋重三郎に関連するスポットを解説する音声ガイドの視聴、エリア内の指定スポットをクイズ形式で巡るデジタルスタンプラリーなどを、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語で楽しめるコンテンツとして配信。国内外からの観光客に、浅草界隈に眠るディープな物語を、それぞれが好きな時間になじみのある言語でより深く体験できる“リアルなイマーシブ(没入型)体験”を提供し、浅草中心部以外への観光客の分散化も図る。

 クイズを解きながら浅草界隈を楽しむデジタルスタンプラリーは、各スポットにちなんだクイズに正解するとスタンプを獲得でき、集めた数に応じて、1日1組限定の貸し切り宿「宿家」の宿泊券・落語「Katsura Sunshine in ASAKUSA」公演チケット・スタンプステッカーなどのプレゼントキャンペーンに応募できる。応募期間は4月20日(日)まで。