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「問題物件」最終回、“犬太”上川隆也の独白ナレに視聴者涙 「まさかの号泣…」「あのナレーションはずるい」

 上川隆也が主演するドラマ、「問題物件」(フジテレビ系)の最終話が26日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、心霊物件やゴミ屋敷など、不動産物件で起こる不思議な事件を、謎の男・犬頭光太郎(上川)と不動産会社のクレーム担当・若宮恵美子(内田理央)が鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

 犬頭が消えた後、恵美⼦は、室長の大島雅弘(宮世琉弥)とともに調査依頼に取り組んでいた。しかし、1件の解決に1カ月もかかり、片山芳光(本多力)から嫌味を言われていた。そして、有村次郎(浜野謙太)もまた犬頭がいなくなったことに悲しみを募らせていた。

 ある日、恵美子は大島家の近くで年配の女性がバイクにひかれそうになるところを目撃する。雅弘はその女性を見て、元家政婦の薦田恵美子=通称えみちゃん(浅野ゆう子)だと気付く。えみちゃんは自分の命がもうわずかだと考え、雅弘を一目見ようと大島家に訪れていた。

 えみちゃんはサービス付き高齢者向け住宅“アストラ”で暮らしていた。しかし、アストラでは、203号室、303号室、403号室と、住人が次々に心不全で亡くなっていて、えみちゃんは、次に自分の住む503号室にお迎えが来るはずと思っていた。

 その後、恵美子と雅弘はアストラに訪れると、そこに犬頭が現れて調査に加わることに。スタッフの津島誠(渋谷謙人)から、「天女の呪い」の話を聞く。さらにその後の調査で、亡くなった住民の部屋には、白衣を着た男性の姿があったことが判明する…。

 ある日、雅弘の家に大島高丸(船越英一郎)が現れて、販売特別室を解散すると言い出す。その後、崖にいた高丸のもとに犬頭が現れ、販売特別室を残すために新たな条件を突きつける…。後日、恵美子と雅弘が調査に向かうと、犬太は写真を眺めていて…。

 放送終了後、SNS上には、「ラストは犬太の演技と上川さんのナレーションで泣かせにくるなんて。犬太の独白がすごく良かった」「ラストはまさかの号泣…。犬太の室長への恩返しが本当にけなげで感動した」「最後の犬太の言葉に号泣…。あのナレーションはずるい」などのコメントが投稿された。

 またこのほか、「有村に感化された室長が笑えた」「上川さんのクセになるせりふ、内田理央の演技も最高」「推理もギャグもアクションも感動も学びもあって神ドラマだった」「船越英一郎の崖シーン、2時間ドラマの帝王へのリスペクトか」などのコメントが投稿された。

(C)フジテレビ