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大分の高校生×女性起業家が「社会を変えるビジネスアイデア」を共創 “アントレプレナーシップ育成プログラム”が7月下旬スタート

 大分県内の商業系高校に通う生徒を対象とした起業家育成プログラム「HELLO, WORLD_NEXT(ハローワールド・ネクスト)」が、7月24日(木)に始動する。高校生が自分の思いと向き合い、問いを立て、行動に移す「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を実践的に学ぶ体験型プログラム。大分県教育庁高校教育課の委託を受け、大分県を拠点にコミュニティプロダクション運営業務等を行うアイ.ジー.シー(大分県別府市)が企画運営を行う。

 同プログラムの最大の特徴は、現役で活躍する女性起業家や企業で活躍する女性たちがメンターとして高校生とチームを組み、3カ月間伴走する点。参加する高校生は、女性メンターたちとの対話や協働を通してアイデアを形にするプロセスで、「自分の言葉で語る力」「他者と協働する力」「社会とつながる感覚」を育むことができる。7月24日(木)のインプットセミナーを皮切りに、起業体験ワークショップ(8月7日)、スタートアップチャレンジ(9月6日・20日)を経て、10月25日(土)に成果発表会を予定している。

 7月のホテル日航大分オアシスタワー(大分市)でのインプットセミナー(13時30分~15時30分)では、起業家や多様な働き方を実践する講師たちによる講演を通じて、「働くって何だろう?」「自分らしい仕事とは?」を考える機会を提供(定員100人、学校を通じて申し込み)。

 8~9月に大分県立芸術文化短期大学 芸術デザイン棟(大分市)で行われるワークショップ(いずれも10時~17時)では、少人数のチームでビジネスのアイデアを出し合い、プレゼンテーションの準備までを行う(定員40人、ホームページから申し込み)。段階的にステップアップしながら、高校生たちが自分自身の問いと向き合い、アイデアをカタチにしていく。

 10月のレンブラントホテル大分での成果発表会(13時30分~15時30分)では、高校生たちが生み出したビジネスアイデアが社会に向けて発信される(定員100人)。参加申し込みは7月24日(木)からホームページで受け付ける。申込先着順に受け付け、定員に達し次第、締め切る。