
地球温暖化の説明を読むだけでは実感できなくても、毎年の猛暑や、山火事が燃え広がる酷暑のニュースを見ると、嫌でも環境問題に目が向く。海洋ゴミの問題も、実際に見るとその深刻さが実感できる。「海と日本プロジェクトinながさき」(ソーシャルアクションネットワーク・東京)は、8月27日(水)~29日(金)に実施する「長崎の海洋ごみ調査2025」に参加する長崎県内の高校生を募集している。参加費は無料。
2023年の大村湾内の漂流ごみ調査、2024年の河川漂流ごみ調査に続く第3弾で、今回はマイクロプラスチックと漂着ごみが対象。長崎大学水産学部が協力し、同学部附属練習船「鶴洋丸」に乗船して、清水健一教授が指導する。海洋環境問題に関心の高い高校生が環境調査の体験を通して、今後の課題解決に生かすための科学的なアプローチを学ぶのが目的だ。8月8日(金)にオリエンテーションを実施する。
応募は、長崎の海洋ごみ調査 申込フォームから。締め切りは8月3日(日)。