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捨てられるバナナ17万本を救出 フルーツミックス飲料に変身

 

 皮に傷がある、大きさが規格外、形が整っていないなどの理由で廃棄されてしまう「もったいない」フルーツたち。そのうちの「もったいないバナナ」を使ってファミリーマート(東京)が、「ファミマル フルーツミックス 500ml」(税込み120円)を7月22日(火)に発売する。

 リンゴ、バナナ、モモ、パインの果実に、国産ミルクをブレンドしたペットボトル飲料。4種の果実の酸味と自然な甘さが特長だ。ドール(東京)が提供する「もったいないバナナ」のピューレを使用しており、年間の使用量に換算すると、約17万本のバナナを食品ロスから救うことができるという。容器のペットボトルも、回収されたペットボトルから作った再生PET樹脂を100%使用したリサイクルペットボトル。

 ドールの「もったいないバナナ」プロジェクトでは、選別工程で規格外となったバナナをさらに選別し、おいしく食べられるバナナをピューレやパウダーなどさまざまな原料に加工して有効活用している。食品基準に満たないバナナは肥料や飼料として役立てられている。