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京都の焼鳥、若狭湾の魚介と地酒・・・ ミシュランガイドが京都・大阪の12軒を先行公開

 物価高でも、年末年始くらいはちょっとぜいたくな気分で外食、という時の店選び。来年春に発表される年に一度のミシュランガイド(日本ミシュランタイヤ・群馬県太田市)、京都・大阪セレクションに先駆けて、京都・大阪の12店が先行公開された。京都には炭火と薪(まき)火を操る焼鳥や、若狭湾の魚介と地酒が自慢の日本料理など6軒、大阪には街並みを一望できる中国料理店や、郷土料理を四季に合わせた調理法で提供するイタリアンなど6軒が新しく掲載されている。

 京都市のフランス料理「KOGA」で楽しめるのは、味と香りの組み合わせ。サラダも、炭火で焼く肉料理もソースと交わる香りに個性が表れる。「鮨 今尽/Sushi Imajin」は、今を尽くすという決心が店名。魚を厚く引き、赤酢を効かせた酢飯の量は控えめだ。焼鳥の「ワビヤ/wabiya」は、京都産の地どりと鴨が主。締めはとりだしを用いたラーメンやカレーで、とりを余すところなく堪能できる。

 大阪市の中華料理「江南春」は、高層階から大阪の街並みを一望できる店。飲茶の習慣にならい、点心は昼のみ。コースでしか味わえない季節料理も楽しみの一つだ。ほかのおススメ店の詳細は、ミシュランガイド公式ウェブサイトや公式アプリにNewマークで掲載されている。