【蒸気機関車・SL秩父曳き山夜祭り号】日本三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭」に合わせて特別運行！

埼玉県秩父市で開催される日本三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭（ちちぶよまつり）」に合わせて、秩父鉄道では蒸気機関車「SL秩父曳き山夜祭り号」が2025年12月3日（水）に行田市駅より特別運行！また、秩父の街中を曳き廻す絢爛豪華な「屋台」が踏切を通過する場面で見逃せない、鉄道の架線を切り離す珍しい作業や、踏切通過時の屋台を近距離から見学できる「秩父夜祭架線切り離し・屋台見学ツアー」が実施されます。「妙見七つ井戸」を巡る参加費無料のハイキングや、ご当地グルメと地酒が味わえる「夜祭マルシェ」も開催されるのでお楽しみに！

秩父神社の例大祭「秩父夜祭」
300年以上の長い歴史を持つ、毎年12月2日・3日に開催される秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、京都祇園祭・飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつに数えられる、秩父を代表するお祭りです。2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

秩父の街中を曳行する4基の屋台と2基の笠鉾（かさぼこ）は、極彩色の彫刻や隅々まで刺繍が施された幕が大変美しく、秩父夜祭の醍醐味ともいえる艶やかさです。

「秩父夜祭」冬の澄んだ空気に映える打ち上げ花火

特別運行！「SL秩父曳き山夜祭り号」

SL秩父曳き山夜祭り号

秩父夜祭に合わせて、夕方のお出かけに便利な時刻に「SL秩父曳き山夜祭り号」が特別運行されます。この列車は、2025年8月30日（土）に初めてSLパレオエクスプレスの運行区間を延伸して好評だった行田市駅始発で運行。
「SL秩父曳き山夜祭り号」
開催日：2025年12月3日(水)
運行区間：秩父鉄道くだり　行田市～秩父駅間(全席指定席) ※くだりのみ運行
車両編成：SL(C58363号機)＋12系客車4両＋EL1両
運行時刻：行田市(15:23発)→熊谷(15:37着/15:43発)→ふかや花園(16:10着/16:10発)→寄居(16:22着/16:48発)→長瀞(17:14着/17:25発)→皆野(17:37着/17:37発)→秩父(17:55着)
イベント：特別ヘッドマーク掲出
　　　　　特別乗車記念証プレゼント
その他：通常のSLパレオエクスプレスとは、乗車方法、購入方法、料金等が異なります。
　　　　行田市駅発の特別SL指定席券は、2025年10月31日(金)10:00〜受付開始です。
　　　　詳細は秩父鉄道ホームページにてご案内します。
秩父鉄道ホームページ：https://www.chichibu-railway.co.jp/
※行田市駅発の特別SL指定席券は、運行当日の駅およびSL予約システム等での販売はありません。

貴重！2年ぶりの開催「秩父夜祭架線切り離し・屋台見学ツアー」
秩父夜祭の開催時に、秩父鉄道では屋台通過のため御花畑駅近くの架線を切り離すという、全国的にも珍しい作業をしています。この貴重な「架線切り離し作業」と「秩父夜祭の屋台通過」を見学および撮影できるツアーを2年ぶりに開催！

御花畑駅ホームは、豪華な笠鉾・屋台が通過する踏切の隣に位置し、一部の花火も楽しむことができますよ。

ツアーのポイント
祭事での貴重な架線切り離しを、祭事開催時の列車運休中には立ち入ることができない「御花畑駅」のホームから見学できます。
踏切を通過する秩父夜祭の笠鉾・屋台を見学でき、一部の花火も観賞できます。
「御花畑駅」1番線ホームに、参加者限定の撮影スペースが用意されます。

架線切り離し作業「秩父夜祭架線切り離し・屋台見学ツアー」

屋台の踏切通過「秩父夜祭架線切り離し・屋台見学ツアー」

「秩父夜祭架線切り離し・屋台見学ツアー」
開催日：2025年12月3日(水)
集合受付：秩父鉄道秩父駅　18:20～18:40
行程：秩父駅18:20～18:40受付→秩父駅→【列車移動】→御花畑駅19:20頃着…【御花畑駅ホーム特設スペースにて架線切り離しや屋台の通過を見学】…現地解散21:00頃
募集人数：20名(最小催行人数10名)
　　　　　※18歳以上(高校生を除く)対象です。付添はできません。
参加費用：1名20,000円
　　　　　※受付後に乗車する秩父～御花畑駅間の乗車券を含みます。
申込方法：秩父鉄道ホームページにてWEB事前申込制(先着順・事前決済)
受付期間：2025年11月5日(水)10:00～27日(木)23:59
　　　　　※定員に達し次第受付終了です。ただし受付期間内にキャンセルがあった場合、受付を再開します。
その他：特設エリアでの撮影時、参加者はヘルメットおよび安全ベストを着用いただきます。
　　　　ツアー時間内にすべての屋台の通過を見学することはできません。
　　　　雨天決行、荒天中止です。

参加無料「秩父夜祭ルーツ『妙見七つ井戸』を巡り秩父神社へ」
秩父の街中に点在する「妙見七つ井戸」を巡りながら、秩父神社を目指すハイキングです。受付で配付のマップを見ながら、コース中に設置された矢印にしたがって各自のペースで歩く自由歩行となります。

ゴール受付はありませんので、秩父神社に到着後は秩父夜祭を楽しんでくださいね。当日受付＆参加費無料なので、気軽に参加できそうです。

「秩父夜祭ルーツ『妙見七つ井戸』を巡り秩父神社へ」
開催日：2025年12月2日(火)、3日(水)
集合受付：秩父鉄道大野原駅　9:00～11:00
行程：【一般向・約7km・約3時間】
　　　大野原駅→愛宕神社→一の井戸(山下の井戸)→二の井戸(井之上の井戸)→秩父札所18番(神門寺)→三の井戸(子育ての井戸)→四の井戸(下堀の井戸)→五の井戸(あらゐの井戸)→六の井戸(みざわの井戸)→七の井戸(今重の井戸)→秩父札所17番(定林寺)→秩父神社→秩父駅
その他：雨天決行、荒天中止です。