おでかけ

2025年の年間人気温泉地ランキング 東日本有数の温泉が12年連続トップ!

 コロナ禍は遠い昔の話のようになり、当たり前のように行楽に出かけるようになったが、気軽に行って楽しめることから、人気の旅行先となっているのが温泉地だ。その中でもどこが人気なのだろう? そこで、楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」では、「楽天トラベル 2025年 年間人気温泉地ランキング」を発表した。

 集計日は12月2日。「楽天トラベル」に登録している全国の温泉地を対象に、今年1月1日~12月31日における旅行者の人泊数(=宿泊人数×泊数)を温泉地ごとに集計、ランク化した(2025年12月の人泊数は12月2日時点での予約泊数をもとに集計)。

 それによると、1年間の延べ宿泊者数を温泉地ごとにランキングした結果、12年連続で静岡県「熱海温泉」が1位となった。かつては新婚旅行のメッカとも言われた「熱海温泉」は、相模湾を臨む絶景や、年間を通じて開催される海上花火大会などさまざまな魅力にあふれ、幅広い年代の旅行者から継続的に支持を集めている。首都圏1都7県からの旅行者が約7割を占めているという。

2位にランクインしたのは大分県「別府温泉」が2位。ここも温泉旅行の定番中の定番と言える場所で、多様な泉質や豊富な湧出量が特徴の温泉地だ。各地に点在する様々な源泉を見てまわる「地獄めぐり」や、温泉から噴出する高温の蒸気熱を利用して調理する「地獄蒸し料理」などが楽しめる。

 3位は栃木県「那須温泉」で、那須連山の山腹に広がる、1300年以上の歴史を持つ温泉地。豊かな自然の中に多様な泉質の温泉が数多く点在し、温泉街や史跡もあることから、湯めぐりと観光を満喫することができる。