不動産や物価の高騰、年金への不安など、老後の心配には事欠かない昨今。超高級老人ホームへの入居は、庶民には非現実的な話だが、それだけに読み物としては興味津々。ライブハウス「ロフト」の創業者が、千葉県鴨川市にある入居金6000万円の超高級老人ホームに入居し、わずか2年で退去するまでのいきさつをつづった『超高級老人ホームに入ってみた』(平野悠著・集英社)が7月17日(金)に発売された。
海が見える高層階に住み、館内は食堂、バー、図書館、露天風呂、ジム、カラオケ、ビリヤードなど高級ホテル並みの豪華施設がそろうホーム。スタッフも親切で、提携する病院によるサポートも完璧、全く不満のない老後を送るはずだったのだが――。富裕層の住人の知られざる実態と共に、自らの入居から退去までの2年を、面白おかしく、そして哀しくつづっている。税込み1012円。








