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ゴルフのパンパシフィック大学スーパーリーグ by NIGITA 日大が団体でアベックV 個人はクラーク選手が優勝

団体戦は男女とも日大(左)が制した。男女混合の個人戦はジョニー・クラーク選手(ニューメキシコ大)が逆転優勝

 ゴルフのパンパシフィック大学スーパーリーグ by NIGITAは4日、静岡県三島市のグランフィールズCC(男子7219ヤード、パー71、女子6164ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、団体戦は男女とも日大が制した。日大の男子は3連覇、女子は2連覇。男女混合の個人戦はジョニー・クラーク選手(ニューメキシコ大)が逆転優勝となった。

男女団体で初日から首位守る 国内ツアー出場に前向き

 大雨の予報が直前に変わり、最終日の雨はそれほど強くなくプレー進行にはほとんど影響がなかった。昨年は最終日が悪天候で中止となり、36ホール競技に短縮されたが、今年は54ホール完結できた。

 団体戦は男女とも日大が初日からのトップを守り切り、昨年に続くアベック優勝を飾った。男子は第1回からの3連覇を達成し、女子は2連覇となった。

 男子は4年で主将の隅内雅人(すみうち・まさと)選手と3年で前週の日本学生選手権2位の小林翔音(こばやし・しょおん)選手の復調が大きい。両選手とも精彩を欠いた前日までとは打って変わって地力発揮。隅内選手は今大会初の60台となる68を出し、小林選手はこの日最少となる64をたたき出した。

 メンバー5人のうち、採用される上位4人の合計は272で、逆転を狙ったニューメキシコ大(米国)は278。前日まで、トータルの差はわずか「2」だったが、結局「8」まで広げた日大が通算36アンダーの816で逃げ切った。小林選手は2~3メートルの微妙な距離のパットを確実に沈め「何とかパットを修正できて、しっかりと爆発できた。チームに貢献できてよかった」と胸をなで下ろした。

 ニューメキシコ大に7打差の3位はテキサスクリスチャン大(米国)、さらに4打差の4位は東北福祉大。5位シアトル大(米国)、6位フロリダガルフコースト大(米国)、7位明大、8位早大と続いた。

 女子の日大はエース格の倉持凪(くらもち・なぎ)選手がベストタイの67と伸ばし、他のメンバーも大崩れなくスコアをまとめた。トータルで唯一アンダーパーの6アンダー、846で2位テキサスクリスチャン大(米国)との差は、前日の16打から18打に広げる快勝だった。

 さらに10打差の3位はアンドルーズ大(英国)。4位サンノゼ州立大(米国)、5位福井工大、6位カリフォルニア州立大ロングビーチ校、7位中部学院大、8位フロリダガルフコースト大(米国)の順位だった。

団体戦は日大がアベックV。女子(左)が2連覇、男子は3連覇

 距離は異なるものの男女が同じカテゴリーで争った個人戦は、首位に3打差4位から出たニューメキシコ大4年のジョニー・クラーク選手の逆転勝ちとなった。身長193センチ、体重127キロの大型選手。ドライバーはキャリーで315ヤードを飛ばすというパワーを生かした鋭いショットを武器に66をマークした。最終18番で約2メートル半を沈めるバーディーで、清水蔵之介(しみず・くらのすけ)選手と泊隆太(とまり・りゅうた)選手をかわした。

 米ツアー参戦を目標とするクラーク選手は「決めたいパットをすべて入れられた。全体的に内容がいい。この大会を楽しむことが日本に来た目的だったが、勝ててよかった」と手放しの喜びよう。この勝利により、今大会と同じ会場で開催の日本ツアー、ドラッグストア・コスモスカップ(10月1日開幕)の出場資格を得て「自分のショットはまっすぐに飛ぶ。この狭いコースに合っている」と前向きに話した。

ジョニー・クラーク選手

 個人戦で首位に3打差5位タイとなり、女子で最高位の倉持選手には、女子ツアーの延田グループ・マスターズGCレディース(10月22日開幕、兵庫)の出場権が付与された。身長150センチとやや小柄ながら、ショット巧者の3年生で来年にはプロテストに挑戦する。「初めてツアーに出られる。うまくできるか分からないが、アンダーパーで回りたい」とやる気満々だった。

倉持凪選手は延田グループ・マスターズGCレディースの出場権を獲得