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候補者を集めて討論会 新宿区長選挙でオンライン配信

 選挙に関わる情報は、紙もネットも合わせれば相当な分量に触れることができる。玉石混交ではあるが、適切に「セレクト」できれば判断材料になる。もっともその「セレクト」が難儀。そこでまずは、候補者がそろって議論する場を見てみよう。東京の新宿区長選のネット討論会(東京青年会議所主催)が11月11日(水)に開催される。

 東京都選挙管理委員会が2024年に実施した世論調査では、投票を棄権した理由として「適当な候補者がいなかったから」が35.9%、「候補者の人柄や政策がわからなかったから」が26.3%を占めている。一方で、実際に投票した人が候補者を選んだ理由では、「候補者の政策や主張に賛成だから」が4割。候補者の政策や人柄を理解するための「判断材料」を得られるかどうかは、投票先を考える上で重要だ。

 候補者自身のSNSや政党からの発信をはじめ、選挙公報、街頭演説、報道機関による記事や動画など、接触できる政治情報には事欠かない現代。ただ情報が増えたことと、候補者を比較しやすくなったことは同義ではなく、候補者それぞれが発する情報の論点が異なっていれば比較は難しい上に、情報量も異なる。そこで、有権者が候補者の政策・主張・人柄を見極めるための判断材料を提供するためのネット討論会を開催する。

 一人の候補者の主張を聞くのではなく、同じテーマについて複数の候補者がどう考えているのか比較できることが特徴。「誰を選ぶべきか」ではなく、「公平に比較できる環境」をつくり、誰を選ぶのかは有権者自身に委ねるのがこの討論会の役割だ。

 参加費は無料。リンクは11月10日に東京青年会議所YouTubeチャンネル、政治行政政策室Instagramアカウントで告知される。