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三人に一人は帰宅途中に怖い思い 防犯に関する意識調査

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 一日を終えて帰宅する途中で、不審な人に遭遇してしまったり、家に泥棒が入ってしまったりしてはかなわない。しかし、いざ自分で入居する物件を選ぶ際に防犯を意識して選ぶ人はどれくらいいるのだろう? ネット賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」を運営するイタンジ(東京)は、自社のTwitterアカウントのフォロワー457人を対象に防犯に関する意識調査を実施した(調査期間:2022年11月7日~11月18日)。

 まず部屋探しの際に防犯について意識するかを聞いたところ、「多少意識する」(53.5%)と「強く意識する」(34.1%)を合わせて約9割の人が防犯を意識して物件を探しているようだ。次いで防犯の観点から意識することを質問したところ(複数回答)、「TVモニター付きインターホンがある」が53%で最も多く、以降「集合玄関にオートロックがある」(52.7%)、「防犯カメラが付いている」(44%)、「玄関ドアがツーロック」(41.4%)、「駅からの道の明るさや安全性」(40.9%)と続いた。住居の周辺環境だけでなく、住居自体に防犯機能が備わっているかが重要視されているようだ。

 また、帰宅途中に防犯上怖い思いをしたことがあるかを聞いたところ、約3人に1人が「はい」と回答。防犯設備が整った住まいを探すこともそうだが、住居周辺の治安も大事なようだ。また、怖い経験をしたことのある人に、その後の防犯対策を質問したところ「歩行者が多い時間に通るようにした」(52.7%)、「帰り道を変えた」(51.5%)が僅差で続いたほか、「防犯グッズを持つようにした」(29.6%)、「誰かと電話(またはフリ)しながら歩くようにした」(25.4%)などが挙がった。