まめ学

大阪・関西万博に関する調査 公式キャラクター「ミャクミャク」の人気度は?

「大阪・関西万博」への来場意向:調査結果 世代に関わらず約半数が「万博に行ってみたい」
「大阪・関西万博」への来場意向:調査結果
世代に関わらず約半数が「万博に行ってみたい」

 東京オリンピック・パラリンピックからもうすぐ2年が経過するが、日本において次の国際的な大きなイベントでは2025年に「大阪・関西万博」が控えている。産経新聞グループの調査会社、産経リサーチ&データは、この大阪・関西万博についてのアンケートを実施(調査期間:5月2日~14日)し、全国の男女2424人が回答した。

 それによると、大阪・関西万博に行ってみたいかとの質問に、「ぜひ行ってみたい」「できれば行ってみたい」と答えた人は合計で53.8%。年代別にみると、40代以外の年代は「行ってみたい」の割合が過半数となり、居住地域別では、開催地である大阪府では7割以上、大阪府を除く近畿では6割以上が「行ってみたい」と答えていた。この質問の回答では、北海道・東北、関東、九州・沖縄など大阪から遠いほど「興味はあるが行くのは困難」「行く気はない」と答える人が多かった。

 また、万博のついでに、前後で合わせて行きたい立ち寄りたい地域を聞くと、大阪府のほか、京都府、奈良県が多かったが、兵庫県の人気は薄いようだ。せっかく、関西に来たのだから周辺の観光もと思う人は結構いる。とくに、京都と奈良は寺社仏閣が人気となっているようだ。もっとも長期滞在を考える人は少なく、大半が3日程度の行程を考えている様子だ。

 一方、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」をどう思うかと聞くと、若い年代は「良いと思う」割合が高い傾向があるが、高い年代層では人気が低めの様子。男女別では、男性の60.2%、女性の53.0%が「あまり好きではない」と答えていた。また、「ミャクミャク」のグッズを買ってみたい人は全体の2割程度にとどまっている。