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石黒英雄「いつかたたいてみたいと思っていた」和太鼓を舞台で披露 秦建日子の新作舞台で主演【インタビュー】

-ところで、本作は北海道のトムラウシ山を舞台にしていますが、北海道にまつわる思い出はありますか。

 母親が北海道出身なので、子どもの頃はスキーをしに行っていました。それから、仕事で札幌に行ったときに、「だるま」という有名なお店でジンギスカンを食べたことが印象に残っています。とにかくおいしかったので、また札幌に行く機会があったらぜひ食べにいきたいですね。

-では、もしも大和の立場だったらどうしますか。

 大和は100年という刑期を言い渡されるので、まず、その長さに絶望すると思います。ただ、その後は、とりあえず監獄で一緒の部屋の人たちと仲良くすると思います。人間は一人じゃやっていけないと思うので。大和は、監獄の中でも腐らずに日々を過ごしていますが、それってすごいことですよね。それもやっぱり一人ではなかったからなのかなと思います。

-石黒さんは、誰とでもコミュニケーションは取れるタイプですか?

 そうですね。どなたとでも話はできます。映像の仕事は、特に初めて共演する方とご一緒する機会も多いので、初めての方とお話しすることも多いんですよ。以前に共演したことがある方でも、役柄も場所も変わるので、非常に新鮮ですし、(そうした仕事は)自分の性格に合っていると思います。

-2023年がスタートしましたが、22年を振り返ると、石黒さんにとってどんな1年でしたか。

 中国でのエージェント契約が決まったり、いろいろな仕事が動いた年だったので、自分にとっては感謝の年になったと思います。来年はさらに飛躍する年にしたいと思っております。

-今年の目標や、やりたいことは?

 日頃の感謝を感じつつ、周りの方とのつながりを大事にして、今いる自分の仕事に感謝を持って臨んでいきたいと思います。プライベートでは、2022年は旅をすることがあまりできなかったので、今年はいろいろな場所に行って、たくさんの方と接して、自分の知識や見識を広げていきたいと思っております。

(取材・文・写真/嶋田真己)

舞台「トムラウシ」

 舞台「トムラウシ」は、2月4日~12日に、都内・自由劇場で上演。
公式サイト http://askcoltd.com/tomuraushi-stage/