-最近、白石さん自身が乾杯したエピソードはありますか。
小学校の頃からずっと仲がいい4人組の友達がいて、中には小中高と一緒の子もいるのですが、先日4、5年ぶりに4人全員で集まることができたので、久しぶりに会えて乾杯できたことが本当にうれしかったです。
-劇中では、毎話さまざまな合コンの模様が繰り広げられていますが、白石さんが参加するとしたら、どんな合コンに参加してみたいですか。
今回の作品で描かれているような優しい合コンだったら、いいなと思います。私が最初に抱いていたイメージのような、男性陣と女性陣が品定めをし合うような合コンは、ちょっと息が詰まってしまうと思うので、この作品で描かれているような優しい合コンだったり、自分とは違った職業の方のいろいろな話が聞けるような会だったら興味深いなと思います。
-本作は、日本独特の文化とされる合コンをテーマにした作品ですが、今回の撮影を通じて合コンの魅力は、どんなところにあると感じましたか。
合コンで初めましての方と集まって、一期一会の関係が続く方もいると思いますし、合コンをきっかけに、すてきな相手を見つけられる方もいると思いますが、そうではない方が多いと思うので、そのときだからこそ楽しめる空間というのも居心地がいいなと、私自身は作品を通して感じました。知らない人と一つのテーブルで同じ料理を食べて、お話しする空間というのは、合コン以外にはあまりないのかなと思います。コロナ禍で、誰かと大人数でご飯に行くこと自体も薄れつつある中で、合コンを通して、人と人との交流ができる場所というのはすてきだなと感じたので、コロナが落ち着いたら、もっと合コンの良さが、一つのツールとして広がればいいなと思いました。
(取材・文/小宮山あきの)