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道後温泉、松山城、鯛めし、タルト… 松山市が「癒やし旅」アピール

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「道後温泉本館」

 

 愛媛県松山市は、観光シーズンに合わせ、「道後温泉」「松山城」など市内の観光スポットや、「松山鯛(たい)めし」「三津浜焼き」といった食についての情報を発信した。

 約3千年の歴史を誇り日本最古の温泉とされる道後温泉は聖徳太子や斉明天皇も訪れたとの伝説があるという。国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」を中心に2017年にオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」、市民に親しまれる「道後温泉 椿の湯」の三つの共同湯がある。

 また、松山城は、国内に12しかない江戸以前に建造された天守を持つ城の一つで、1602年から築城を開始し、約四半世紀をかけて完成。「天守の最上階からは松山平野や瀬戸内海などが見渡せる」としている。

 鯛山鯛めしは、米の上に昆布を敷き、鯛を一尾丸ごとのせて土鍋で炊き込む郷土料理。松山の北条地区では、鯛以外の具材を一切入れない「北条鯛めし」があり、松山より南の地域では、鯛の刺身を使った鯛めしが主流で「食べ比べる観光客もいる」という。

 三津浜焼きは、“三津浜版お好み焼き”で、生地を鉄板で焼き、その上に味付けをした麺(中華そば・うどん)を先に乗せる焼き方が特徴で、松山市民のソウルフードとして親しまれている。
このほか伝統的な菓子「タルト」やミカン・かんきつデザートなど土産物も紹介。松山市は「羽田から直行便約1時間30分。疲れた心と体には、自分を取り戻せるようなポジティブな癒やし旅に最適」とアピールしている。