KPMGが農業変革を支援 消費までの全過程を最適化

「ゴールに向けたKPMGのアプローチとソリューション」

 

　KPMGコンサルティング（東京都千代田区）は、持続可能な農業の実現に向けた「食農バリューチェーン全体最適化支援サービス」の提供を始めた。

　農産物の生産から製造、加工、流通、消費に至る農業の全過程の最適化を進めることを目指し、データ分析やロボットを駆使した「スマート農業」や災害・気候変動に対応できるインフラサービスの開発、新たな食品マーケットの創出などを後押しする。

　近年、日本国内では少子高齢化によって市場が縮小し生産力の維持も困難になる一方で、国外では気候変動や安全保障上のリスクが高まっており、日本の食糧供給事情の不安定化が進んでいる。そうした環境下で持続可能な農業を実現するためには、デジタル技術の導入による生産力向上のほか、流通などの供給網を含めた農業の全過程の変革が必要という。

　サービスの詳細はKPMGコンサルティングのホームページ。