カルチャー

「ものづくり館 by YKK」が10周年記念 ワークショップ開催10年間の来館者は6万人を突破

 YKK(東京都千代田区)は、「ものづくり館 by YKK」(東京都千代田区)で同施設の10周年を記念しワークショップを開催する。

 ワークショップは9月27日、ジャノメとコラボし、パッチワークキルト作家の指吸快子(ゆびすい・やすこ)氏を講師に、ポーチを作製する「刺しゅう機能付きミシンで作るキュートなハンバーガーポーチ」を皮切りに2026年2月まで、12月を除き毎月1回開く。

 以降は、①10月25日、クロバー×mmfum(ムムフム)氏の「パンチニードルのエビ天付きエコバッグ」(仮)②11月13~15日、フジックス×橿(かし)礼子氏の「ラメ糸を使っておしゃれな軽量リュックを作ろう」(仮)③26年1月17日、ベビーロック×伊藤みちよ氏の「ロックミシンで作るスナップカーディガン」(仮)④2月7日、JUKI×バンディ氏の「職業用ミシンで作るデニムと革のボディバッグ」―を開く。ワークショップの募集開始は各開催日の約1カ月前。9月27日のワークショップは午前、午後ともに満席となっている。

 同施設は、日本のものづくりの楽しさを伝え、地域社会の発展に貢献することを目的としており、今年9月1日に10周年を迎えた。一般の人向けに手芸や工作のワークショップを開催したり、ファスナーの仕組みや歴史が学べる展示をしたりしている他、デザイナーやクリエーター向けに、普段あまり見かけることのない商品を紹介する「クリエイティブ・ラウンジ」、ファスナーやボタンについて解説するファスニング講座開催などの活動を行っている。この10年間で来館者は6万人を超えたという。