実は陰惨で恐ろしいエピソードの宝庫でもあるギリシャ神話。その恐ろしくも愛憎あふれる魅力的な物語の数々は、歴代の画家たちの想像力を大いに刺激し、多くの名画が残されている。そんな名画に描かれた人々や空に浮かぶ美しい星座に隠された物語を紹介するプラネタリウム作品「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」(コニカミノルタプラネタリウム・東京)が、「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」(横浜市)・「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」(名古屋市)で、12月2日(金)から上映される。
同作品は、コニカミノルタプラネタリアTOKYO(東京・有楽町)で2022年7月から上映され、今も連日満席の話題作。名画に隠された恐怖を解説したベストセラー『怖い絵』の著者・中野京子氏の完全監修の脚本はそのままに、美しい名画をLEDドームが高輝度・広色域で色鮮やかに映し出し、恐怖の物語を丁寧にひもとく。紀元前から現在まで語り継がれ、天文学や文学・映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた全知全能の神・ゼウスや英雄ヘラクレスが繰り広げる物語。そしてルネサンスの顔ともいえる名画、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物たちと、誰もが知る名画に潜む恐ろしいエピソードの数々を紹介する。
監修・解説は、中野京子氏が担当。選りすぐりの「怖い神話」にまつわる名画の謎をひもとくトークを、MCのミッツ・マングローブさんとともに展開。中野氏書き下ろしの恐ろしくも流麗な解説を、実力派声優の小山芙美さんが読み上げる。美しい星空を舞台に繰り広げられる、異色のコラボレーションにも注目!
多くがギリシャ神話に由来する「星座」の“本当は恐ろしい物語”を知ることで、いつも見上げていた星空が違って見えてくるかもしれない。怖い神話と怖い絵が織りなす、プラネタリウムならではの美と恐怖の共演をたっぷり楽しもう。「なんて、残酷」とため息が出るかも・・・。
■「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」
・上映期間:2022年12月2日(金)~
・上映時間:約45分
・鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上)1,600円/こども(4歳以上)1,000円
・上映時間、休館日、追加上映回などの最新情報は、「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」WEBサイトで確認を。