動物の中でも、犬は人間と暮らしてきた歴史が長い。このワンちゃんはしかも、世界最高齢で30歳と266日を数え、「存命中の最高齢の犬」、および「史上最高齢の犬」としてギネスに認定された(ギネスワールドレコーズジャパン・東京)。ポルトガルに住むボビだ。
1992年5月11日にポルトガルのレイリアで、農園を営む家族のもとで生まれ、現在も同じ場所で生活している。飼い主のレオネル・コスタさんは、8歳の時からボビと一緒に育った。子供時代は一緒に学校に通ったり遊んだり。さらに父親など大切な家族を一緒にみとってくれた仲間でもあるという。
ボビはとても穏やかで社交的。なでられるのが大好きで、一緒に生活する4匹の猫ともよく遊ぶ。農園や松林を歩き回るのが好きだそうだ。夜はよく眠り、食事のあとも休みをとる。寒い日には暖炉の前で時間を過ごす。食べることも大好きで、基本的には家族と同じものを、水で調味料をしっかり洗い流して食べているという。