タイムスリップしたような文化財の空間で、文豪たちのノスタルジックな世界を体感できる「大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~」が、東京のホテル雅叙園東京(目黒雅叙園・東京)の「百段階段」で3月25日から開催される。活気に満ちた華やかな時代を、不朽の名作と共に堪能できる。
谷崎潤一郎、太宰治など、文壇を彩った文豪たちが紡いだ物語が、イラスト作品や物語にまつわるシーンを再現した空間展示になってよみがえる。展示会場の百段階段は、東京都指定有形文化財。1935年に建てられたホテル内に現存する唯一の木造建築だ。文豪たちが生きた時代を思わせるレトロ建築を舞台に、その物語の世界を3次元で“体感”する機会だ。