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「ゆびえのぐ」を使ったアートな入社式 新入社員が素手で描くカラフルな未来 

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 入社式の様子があちこちで伝えられている。ぺんてる(東京)では、子どもと一緒に出席しても楽しい感じの入社式が挙行された。新入社員全員が手のひらに直接絵の具をとり、ぺんてるの未来を描く「ぺんてる体験」が実施された。

 2018年から開催されている入社式恒例のプログラム。フィンガーペイント用絵の具「ゆびえのぐ」を使い、複数人で一緒に一つの作品を作る。想像力やアイデアをはぐくみ、それらを共有しながら表現を楽しむことで、知り合って間もない新入社員同士のコミュニケーションを円滑にし、お互いのことを知るきっかけにしてほしいという狙いが込められている。

 ゆびえのぐに触れる機会は、入社式のこの日が初めてという新入社員がほとんどで、最初は絵の具を直接手に取って描くことにちゅうちょしていた人も、次第に絵の具をたっぷりと紙に出し豪快に混ぜ広げたり、マヨネーズのような容器に入ったゆびえのぐを大胆に直接手のひらに出し合ったりと、新入社員同士でのびのびと素手で描く新鮮な感覚を楽しむ姿が見受けられた。ゆびえのぐは合計で約60本分、約40kgが使用されたという。

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