デジもの

AIでモバイルアプリの不具合調査 クラブが画面テストツール「ゴリラテスト」提供

AI技術によりUIパーツを自動的に認識する「ゴリラテスト」

 

 モバイルゲーム事業を展開するクラブ(東京都港区)はこのほど、企業のデジタル化推進を支援する人工知能(AI)ソリューション事業を始める、と発表した。第1弾として、モバイルアプリの開発効率化ツール「ゴリラテスト」の提供を始めた。

 ゴリラテストはAI技術を利用してユーザーインターフェイス(UI)パーツを自動的に認識する画面テストツール。テストのための作業量を減らし、アプリの不具合発見などを効率化するという。またアプリのエラーの調査を簡単にするため、エラー発生箇所のスクリーンショットを提供する。

 クラブは「ゴリラテストの機能をさらに強化して、多様化するモバイルアプリのテストニーズに応えていきたい」としている。