カルチャー

「もしも郵便ポストが目の前の景色を見ていたら?」 各地の絶景をポスト目線で堪能

 もう年賀状は書き終わっただろうか。いや、年賀状ではなくてオンラインであいさつ、という人も増えているから、最近はポストに投函という行為自体が激減、近所のポストの位置を知らない、という人もいるかもしれない。でも全国津々浦々に立っているポストはさまざまな風景の中にあり、それを追うと知らない地域の景色を見ることができる。12月30日~2025年1月5日にかけて、日本各地の郵便ポストが投函口から見ている景色を見ることができる「#郵便ポストが見ている世界」(日本郵政・東京)が東京・新宿駅メトロプロムナード(東京メトロ丸ノ内線新宿駅と新宿三丁目駅の間の地下連絡通路内)に登場する。

 全国にある17万3935本の郵便ポストは、美しい景色や人々の暮らしをそばで見守っている。そこで、「もしも郵便ポストが目の前の景色を見ていたら?」という発想から、郵便ポストの投函口を通じて、日本各地の自然や街並み、そこで暮らす人間や動物の様子を映し出すという試みだ。