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「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞っていた大月比呂佳(田山由起)が謎の神ヒルコによって消されてしまう。その死を悲しむ小夢は、改めてヒルコの正体を暴くと決意する…。

 大月は神隠し事件の最初の被害者と2人目の被害者に交流があった。その後の2人目と3人目の被害者にも個別に親交があったことに気付いた興玉(藤原)たちは、とある仮説を立てる。そこで小夢と興玉は、大月と親しくしていた刀田楓真(ジャン・裕一)に会いに行くことに。

 また、小夢はヒルコの正体は神ではなく、人間の可能性も推測する。すると、興玉は飛鳥時代に、神としての記憶を消す「事戸渡し」を習得した人間がいたことについて話す。そして、それは呪術者や、修験道の開祖の「役小角」で、その役小角がヒルコと名乗っているのではないかと推測する…。

 またある日、小夢は刀田から呼び出される。すると、芹田正彦(迫田孝也)の犯行声明を知らされて、小夢は刀田の車に乗ってしまう…。しかし、生きていた芹田は、興玉から刀田が消されたと連絡を受ける。そして、興玉たちは芹田の特殊能力で小夢を探すが…。

 放送終了後、SNS上には、「最初からの伏線回収で面白さ倍増。 八百万の神様の主だった神さまが出ているドラマって、今までなかった」「考察をいい意味で毎回覆してくれるし、今期1番楽しみにしているドラマ」「7話でエピソード0を持ってくるこの構成、すごすぎる。今までのささいな違和感が全部回収されていて鳥肌が立った」などのコメントが投稿された。

 このほか、「寿正(野間口徹)はヒルコじゃなくてアマテラスの可能性もあるのか」「ヒルコ=エンノオヅヌ「役小角」人魚を食べて生きながらえた。人魚を若返らせて効力を得ようとしている?」「寿正だから恵比寿信仰からのヒルコつながりで七福神が敵となるか?その場合、恵比寿がヒルコか?」といった考察コメントも投稿された。

全領域異常解決室(C)フジテレビ