南米パラグアイの子供たちに教育を　「クイーンアンドジャック」が支援プロジェクトを開始

　I SARTI JAPAN INC.（イサルティジャパン、東京都中央区）のファッションブランド「Queen & Jack（クイーンアンドジャック）は、秋冬コレクションに合わせ、「パラグアイの子供たちの教育を支援するためのプロジェクト」を始めた。

　同プロジェクトは、南米・パラグアイ共和国の小学生が描いた絵を元にTシャツとトートバッグを制作し、制作費などを除いた売り上げの一部を寄付する。寄付は学校建設をはじめ、貧困層の子供たちを長年支援しているイタリアの団体を通じて、子供たちの本やノート、鉛筆などの学用品が全て入ったバックパックや制服の購入費などに充てられる。

　同社によると、パラグアイの教育機関の規定で、制服と学用品がなければ学校に通うことが許可されないが、同国は貧困率が非常に高く教育を受けられる機会のない貧困家庭の子供も多いという。「クイーンアンドジャック」はこのプロジェクトを継続的に行っていく、としている。

　Tシャツはオーガニックコットン製で、デザインは5種類。サイズはMとLがあり、価格は税込み5800円。トートバッグは約14リットルのLサイズで税込み4800円。いずれも「クイーンアンドジャック」のオンラインストアで販売する。

　「クイーンアンドジャック」は、日本とイタリアの共同制作で、制服のムードやディテールをモードにアレンジしたスクール・スタイルが特徴のブランド。