現在の大阪城天守閣は、豊臣時代・徳川時代に続く3代目のもので、1931年に市民の寄付金によって復興し、昨年、90周年を迎えた。国の登録文化財にも指定されている。
1986年に大阪城公園前に開業した「ホテルニューオータニ大阪」(ニュー・オータニ・東京)では、開業当初から現在まで35年以上、「大阪キャッスルパフェ」を提供してきた。ホテルの自家製アイスに大きくカットしたフルーツを大阪城天守閣さながら、ぜいたくに飾り付け、昔ながらのレトロな雰囲気を醸していたパフェだが、天守閣復興90周年にちなみ、このほどリニューアルされた。
装い新たに生まれ変わった「大阪キャッスルパフェ」は、豊臣秀吉と共に時代を彩った文化人・千利休の“わびさび”の世界観を取り入れたのが特長。大阪城の屋根の緑青をイメージした抹茶アイス、しっくいの白をイメージしたクリーム、石垣をイメージしたグラノーラを重ね、虎の外壁の黒をイメージした黒蜜をアクセントに、「大阪城もなか」をトッピングした。スタイリッシュで落ち着きを感じさせるパフェは、1931年にちなみ1,931円(税・サービス料込み)。