山形県産さくらんぼ「佐藤錦」をぜいたくに使用　「つや姫」の米粉パン3種が期間限定登場

　今が旬の山形県産高級さくらんぼ「佐藤錦」と、山形県の代表的ブランド米「つや姫」の米粉を使ったぜいたくな3種の米粉パンが誕生。「山形平山果樹園のさくらんぼスコーン」「山形平山果樹園のさくらんぼマリトッツオ」「山形平山果樹園のさくらんぼデニッシュ」が、ベーカリーカフェ「R Baker（アールベイカー）」 (アールベイカー・東京)の3店舗で6月25日(日)まで、販売されている。

　アールベイカーのパンは、国産米粉をメインの材料として採用。米粉をオリジナル製法でブレンドし、もっちり・しっとりとした食感のパンを提供している。2022年11月からは、山形県の食育・地産地消プロジェクト「米粉チャレンジ」に参加し、「つや姫」の米粉を使った米粉パンの開発を進めている。つや姫は、米粉パンにすることで甘み・うまみ・香りをより楽しめるという。

　山形県東根市にある「平山果樹園」は、イチゴ、さくらんぼ、ラ・フランス、シャインマスカット、リンゴなどを栽培。収穫時に出荷規格から外れてしまった果物を凍らせてかき氷のように削ったスイーツも販売している。食品ロスにも情熱を燃やすオーナーとアールベイカーがふとしたきっかけで出会い、商品開発がスタート。今回使用したのは、甘みが強くジューシーな東根市生まれの高級さくらんぼ「佐藤錦」。出荷規格外で市場に出回らないが確かな味を持つ訳ありの佐藤錦をジャムにし、デニッシュとスコーンにはそのままトッピングしている。

　製造に手がかかるため、今回はアールベイカー「武蔵小杉店」(神奈川県川崎市)・「京王聖蹟桜ヶ丘店」(東京都多摩市)・「エキアプレミエ和光店」(埼玉県和光市)の3店舗のみでの展開。「さくらんぼスコーン」(380円)は、さくらんぼとスコーンに生ホイップクリームを添えて、ケーキのように楽しめる。「さくらんぼマリトッツオ」(同)は、たっぷりの生ホイップクリームに佐藤錦のジャムを練り込んだぜいたくなマリトッツオ。「さくらんぼデニッシュ」(360円)は、甘みが強くジューシーでフレッシュな佐藤錦と特製カスタードの抜群の相性を味わえる。価格は全て税込み。