北東北の夏の観光の幕開けを飾る「十和田湖湖水まつり」が6月14日(土)・15日(日)の2日間、青森県十和田市の十和田湖畔休屋 桟橋前広場(十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋486)で開催される。十和田湖湖水まつり連携会議と一般社団法人十和田奥入瀬観光機構(TOWADA TRAVEL)の共催。
十和田湖の魅力を世に広めたのは、高知県出身の明治の文人・大町桂月。1908(明治41)年に初来訪し、十和田湖の雄大さや、自然の美しさに感動して、雑誌に紀行文を発表。当時まだ世に知られていなかった十和田の魅力を紹介した。十和田湖の国立公園への指定にも尽力し、十和田市の蔦温泉で生涯を終えた桂月の没後100年の節目に当たる今年、60周年を迎える「十和田湖湖水まつり」が開催される。
今年は、願いを込めたバルーンランタンとメッセージ花火で、参加者たちが幻想的な夜景を作る企画を実施。ランタンと花火を湖上から望めるナイトクルーズなども用意する。各日のフィナーレには、仕掛け花火が音楽に合わせて打ち上げられる。
開催時間は11時~21時。荒天時などにより、順延・中止になる場合がある。1日分中止した場合は6月21日(土)を順延日とし、6月21日までに2日分以上中止した場合は6月22日(日)も順延日とする。問い合わせは、十和田湖湖水まつり事務局(十和田湖観光交流センター「ぷらっと」内)、電話0176-75-1531へ。
