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徳之島高校の生徒たちが特産品開発で地元の魅力発信 クラウドファンディングで支援を受け付け中

 鹿児島県立徳之島高校は「総合的な探究の時間」の授業の一環として、地域の魅力を伝える商品の企画・開発に取り組む「高校生による徳之島の魅力発信プロジェクト」を展開している。昨年度は、徳之島でよもぎもちを30年以上製造する福元製菓(鹿児島県伊仙町)の協力を得ながら、生徒たちが新商品「よもぎもっちー」を開発、商品化。徳之島の魅力を伝える新たな土産菓子として実際に製菓店で販売された。

 今年は、徳之島でカフェや土産開発を手掛ける農夢ワールド(鹿児島県徳之島町)の協力を得て、徳之島で古くから親しまれている「黒糖」を使った商品の企画・開発を行う。この徳之島高校と生徒たちの取り組みを応援しようと、日本航空(JAL)、JALUX、鹿児島県徳之島町、一般社団法人i.clubが共同で、「JALふるさとクラウドファンディング」で支援を募っている。

 受付期間は2025年1月31日(金)まで。目標金額は150万円。集まった寄付は、高校生への授業提供・活動費、パッケージデザイン費・消耗品費などの事業費の一部に充てる。

 今回のクラウドファンディングは、JALグループが展開する「地域人財育成プログラム」の仕組みと、ふるさと納税の寄附金の使途をより具体的に伝達するためにプロジェクト化して寄付を募る「JALふるさとクラウドファンディング」の仕組みを活用している。商品開発に取り組む高校生は、「JALプログラムに参加することになり、少しでも徳之島の名前を全国へ広めて、SNSで検索されるくらいの商品を開発したい」とのコメントを寄せている。