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今年の年末年始はおうちでテレビ? 物価高の影響もあってか、自宅で過ごす人が 多くなりそうな気配

 

 スマホで動画、が日常的になり、一人暮らしを始める若い世代がそろえる家電製品からテレビが消えつつある昨今。それでも年末年始は実家に戻ればみんなでテレビ、もありかもしれない。年末年始のテレビ視聴に関する調査(※パナソニック調べ)によると、物価高の影響もあるのか、今年は特別な出費を控える代わりに家でテレビを見る人多いようだ。

 全国の20~60代の800人に10月30~31日に調査した結果。まず、9割の人が昨年に比べ物価の上昇を感じており、年末年始に控えたいことは「生活用品以外の買い物」(47.5%)、「海外旅行」(40.8%)、「外食」(39.7%)など。特別な出費を控えて外出の機会を減らし、自宅で過ごす人が多くなりそうな結果だ。

 そこで、年末年始に特別な出費を控える代わりにやりたいことをたずねると、7割が「実家や自宅でテレビを見る」ことと回答。男性の半数は「年末年始の特番を見ることを毎年楽しみにしている」とした一方で、女性は「どこへ出かけても人が多いから」という理由も多かった。

 特番も多い年末年始のテレビ視聴において、見たい番組の放送時間が被ってしまい片方の視聴を諦めた経験があるか聞いたところ、59.0%の人が「ある」と回答。世代で見ると30代~60代は半数強に留まったものの、20代では73.6%の人が「経験がある」と回答している。年末年始は最もハイビジョンレコーダーが活躍する季節かもしれない。

 ちなみに年末年始によく見るテレビのジャンル1位は、世代を問わずバラエティー番組。次いで音楽番組、映画だった。