東京駅から約90分で行ける「ホテル天坊」は、和の情緒あふれる伊香保温泉最大級のホテルです。「こがねの湯」「しろがねの湯」の2種類の源泉に浸かって、心身をリフレッシュできます。今回は、2023年2月25日(土)にリニューアルオープンした客室「プレミアムルーム」に宿泊。テレワークスペースを完備した広々とした客室から、最上階のスカイホール「天の川」での豪華ディナービュッフェ、充実した館内施設まで詳しくご紹介します。
和と洋が融合したモダンで広々とした「プレミアムルーム」
チェックインを済ませ、さっそく向かったのが2023年2月にリニューアルオープンした「プレミアルーム」。各部屋の入り口横のガラス張りの棚には、アートや置物が飾られていて高級感があります。
手前にツインベッドが置かれ、中央は畳敷きのスペース、窓側にソファセットが配置されています。プレミアルームには最大5名まで宿泊可能です。
ソファセットのテーブルには、しっとりとした食感の和菓子「はなあわせ」が! 外の景色を眺めながらゆったりとソファに座って味わいました。
また、窓に向かって左手には、テーブルと椅子が設置されたテレワークにも活用できるスペースも。このスペースの扉も開閉できます。連泊してワーケーションを楽しみたいときにもピッタリですね。
部屋の一角には、十分なスペースを確保したウォークインクローゼットもあります。タオル類のほか、浴衣は子ども用から大人用までそろっていて、女性用の色浴衣も一種類ありました。
さらに、館内を移動する際に使えるカゴが5種類も用意されていて感動! 洋服や浴衣の色に合わせてコーディネートしたいですね。
部屋には、無料の水のペットボトルのほか、紅茶と緑茶のティーバッグ、有機栽培コーヒーのカプセルが用意されています。電気ケトル、カプセル式コーヒーメーカーも完備しているため、気軽にお部屋でおいしいコーヒーが飲めて便利です。
こちらは洗面所。余計なものがなく、すっきりとした空間になっています。
カゴにまとめられているアメニティには、DHCの乳液、化粧水、クレンジングもあり、基礎化粧品を持たずに宿泊できそうです。
洗面所の奥には爽やかなグリーンで清潔感あふれるシャワールームも。
部屋の扉は引き戸で統一。バリアフリーに配慮したつくりになっています。
入り口には、椅子があり、座って靴を履き替えることができます。スリッパに履き替えて、大浴場に行ったり、館内を散策したいですね。
プレミアルームは、全10室(52㎡~58㎡)。10部屋のうち2部屋には檜風呂、8部屋にはシャワーブースを完備しています。居心地最高な空間でマイペースにのんびりと過ごせるため、おこもりステイもおすすめです。
プレミアムルームのアメニティ一覧
歯ブラシセット
バスタオル
ハンドタオル
浴衣
消臭スプレー
消毒スプレー
お茶・紅茶(ティーパック)
コーヒーカプセル
冷水(ペットボトル)
シャンプー
コンディショナー
ボディソープ
ハンドソープ
ヘアーブラシ
カミソリ
乳液
化粧水
クレンジング(女性用)
プレミアムルームの設備一覧
全室禁煙
Wi-Fi
加湿空気清浄器
液晶テレビ
ドライヤー
冷蔵庫
湯沸かしポット
金庫
カードキー
冷暖房
温水洗浄便座
化粧鏡
館内履物(スリッパ)
最上階で贅沢なひとときを過ごせる「天の川 ビュッフェ」
©︎ホテル天坊
部屋で一休みした後、17時半スタート(20時終了)の「天の川 ビュッフェ」へ。このビュッフェでは、見晴らしのよい最上階にある会場「スカイホール天の川」でローストビーフやすき焼き、お寿司、天ぷら、ズワイ蟹、アワビのソテー、ケーキなど、約40種類のバラエティに富んだ料理を好きなだけ味わえます。
料理の種類が多く、何をどのような順番で食べようか迷う場合は、入り口にある「料理長お勧めの召し上がり方」を参考にして、和食中心、洋食中心のメニューを選ぶといいかもしれませんね。
一巡目はライブキッチンのローストビーフのほか、お寿司、ピンチョス、舞茸とサツマイモの天ぷら、赤だしの味噌汁をチョイス。ローストビーフはジューシーで食べ応え十分! お寿司は一口サイズでペロリと食べられます。そして、写真では舞茸に隠れて見えていない、さつまいもの天ぷらが絶品でした。サクサクで甘くて何個も食べられそうです。
二巡目は、絹うどん、エビチリ、アワビのソテー、ズワイガニ、サラダを味わい、三巡目は、ケーキ数種類、お餅の和菓子をお腹いっぱい食べました。
これほど料理の種類が豊富なら連泊しても、飽きずに夕食を楽しめそうですね。
©︎ホテル天坊
また、朝食は1階にある「食座 旬の坊」でビュッフェ(6:50~9:30)です。
©︎ホテル天坊
群馬名物の玉こんにゃくを使った料理や目玉焼き、湯豆腐、サラダ、味噌汁、パン、白米、おかゆなどが並んでいました。好きなおかずを少しずつ味わえるようになっていて、朝から何品も食べることができますよ。
「こがねの湯」「しろがねの湯」の2つの源泉を満喫できる
©︎ホテル天坊
ホテル天坊には、「こがねの湯」「しろがねの湯」の2つの源泉を満喫できる「天晴大浴場」と、天然記念物「三波石」を600トン使用した「岩風呂」があります。
©︎ホテル天坊
「天晴大浴場」は100坪の敷地を有するだけあり、お風呂が多彩。屋外には滝のある洞窟風呂や五右衛門風呂もあり、何種類ものお風呂を楽しみながらリフレッシュできます。
©︎ホテル天坊
一方の「岩風呂」は、素朴な雰囲気。無色透明の「しろがねの湯」で、お湯がややぬるく感じましたが、浸かっているうちに体の芯から温まり、湯上がりはポカポカに!
©︎ホテル天坊
また、「岩風呂」の露天風呂は伊香保に古くから湧き出る「こがねの湯」です。四季折々の自然を眺めながら、ゆっくりと心身を癒せます。
そのほか、3種類の貸切露天風呂(各3名くらいまで利用可)も。宿泊者の場合、50分間、1組2,750円(税込)です。さらに家族みんなでお風呂に入りたい場合は、2種類の貸切家族風呂も利用できます。こちらは、宿泊者の場合、50分間、1組3,300円(税込)です。温泉はいずれも「しろがねの湯」になっています。
目的に合わせてさまざまな過ごし方ができる
ホテル天坊の魅力は、客室や料理、温泉だけではありません。館内施設が充実しているので、目的に合わせてさまざまな過ごし方ができます。
フリードリンクコーナー ©︎ホテル天坊
ラウンジでフリードリンク(8:00~18:00)サービスを提供しているほか、24時間利用できる足湯や、伊香保温泉の観光情報などが調べられる「情報コーナー」、温泉宿らしいゲームコーナーや卓球もあり、退屈することはありません。
お好み処「ひともっこ」 ©︎ホテル天坊
お風呂上がりに飲み直したいと思ったら、館内のお好み処「ひともっこ」や、バラエティーホール「かもん」、カラオケ「おしゃべり横丁」へ。外出しなくても、充実した時間を過ごせますよ。さらに、エステルーム「はればれ」ではマッサージやエステを受けることも可能です。
旅館のような寛ぎを体感できるホテル
ホテル天坊は旅館のような寛ぎを体感できるホテルです。とはいえ、干渉されることはなく、プライベートな時間を思う存分、満喫できます。友人や恋人、家族との旅行はもちろん、しっぽりひとり旅にもおすすめ。チェックアウト11時とゆとりがあり、自分らしい時間を心ゆくまで過ごせて、心身ともにリフレッシュできますよ。
また、和室・洋室・和洋室から露天風呂付きの客室まで、さまざまなタイプの部屋があり、宿泊する人数や予算、目的に合わせてお部屋を選べるのも助かりますね。
ホテル天坊
住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保396-20
電話番号(予約):0279-72-4489
宿泊料金:1泊1名:9,350円〜
交通アクセス:JR「渋川駅」より路面バスに乗車し約25分、バス停「見晴下」で下車して徒歩5分
※バスタ新宿からJRバス「上州ゆめぐり号」に乗車すれば、乗り換えなしでバス停「見晴下」に行くことも可能です。
公式HP:https://www.tenbo.com/
[All photos by ホテル天坊 & あやみ]
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