島の愛、全国に届け! ふるさと納税「サンゴ礁基金」 鹿児島県 与論町

「美しい自然、フレンドリーな島人。島外との交流の歴史が育んだ与論島は魅力がいっぱい。インスタグラマーの皆様のご応募をお待ちしています」山(やま)元宗与論町長(右)「与論島の島是は「誠」。ふるさと納税の返礼品にも誠実で真摯なモノ作りの姿勢が貫かれています。大量生産とは無縁のクラフトマンシップが、返礼品の隅々に息づいています。多くの方に『ヨロン』の魅力をお伝えしたい」(与論町役場 総務企画課・日髙彩那主事(右より2人目)
「美しい自然、フレンドリーな島人。島外との交流の歴史が育んだ与論島は魅力がいっぱい。インスタグラマーの皆様のご応募をお待ちしています」山(やま)元宗与論町長(右)「与論島の島是は「誠」。ふるさと納税の返礼品にも誠実で真摯なモノ作りの姿勢が貫かれています。大量生産とは無縁のクラフトマンシップが、返礼品の隅々に息づいています。多くの方に『ヨロン』の魅力をお伝えしたい」(与論町役場 総務企画課・日髙彩那主事(右より2人目)

インスタでヨロンの魅力を伝えて!

与論町では、好評を得ているふるさと納税(サンゴ礁基金)の返礼品モニター(InstagramのIDをお持ちの方対象)10人(抽選)を募集しています。
返礼品をお試しして、料理画像や着用写真を掲載していただけるインスタグラマーを大募集しています。募集期間は3月6日(日)まで。

※沢山のご応募ありがとうございました。

与論島は鹿児島本土から580km、沖縄本島から北に23kmに位置しています。
鹿児島県でありながら琉球文化も色濃く、独自の文化や習慣も魅力の一つ。

エメラルドグリーンの海と真っ白に輝く砂浜。夜には満天の星空が来訪者を迎えます。フレンドリーな島民のおもてなしもあり、「東洋に輝く一粒の真珠」と絶賛されています。

百合ヶ浜は春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す砂浜。白い砂浜とエメラルドグリーンの海の色はまさに地球の楽園。この百合ヶ浜で「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という伝説も
百合ヶ浜は春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す砂浜。白い砂浜とエメラルドグリーンの海の色はまさに地球の楽園。この百合ヶ浜で「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という伝説も

与論島の周囲は約21km。澄んだ海とサンゴ礁に恵まれた海からは、鮮度抜群の海産物が水揚げされます。柔らかい「ソデイカ」は、和・洋・中・エスニックと調理ジャンルを問いません。

亜熱帯気候で育った農産物は滋味に満ちあふれ、好評を得ています。ハーブ栽培も積極的に行われています。「サネン(月桃)」や「モリンガ」などの様々な品種がハーブティーや加工食品。化粧品などに加工され、ナチュラルライフを楽しむ方々から大きな支持を得ています。

与論島産モリンガをトウモロコシや小麦など餌に混ぜて育った「ほろほろ鳥(パンタードpintade)」も与論島の新たな特産品として注目されています。ブランド鳥「奄美黒ほろほろ鳥」は、本家フランスのシェフも納得の上品な味わいです。

与論島で採れる夜光貝の貝殻を用いた工芸品も人気です。自然が育んだ妖艶な色合いは、アクセサリーとなってオンリーワンの輝きを放ちます。

島内の天然素材を釉薬に用いた陶器「あーどぅる(赤土)焼」は、普段使いにも最適。食卓を華やか(ヨロン色)に演出します。島の窯元から全国に出荷され、リピートオーダーに追われています。

対象はこの7セット ふるってご応募を!※沢山のご応募ありがとうございました。

(1)    「すみ火焼肉サム」おすすめ焼肉10種セット 2人


モニターしていただくのは・・・お肉の内容(各150g×10種類、計1500g)
△塩タン△中落カルビ△エスニックリブロース△ピリ辛ハラミ(与論産島唐辛子)△塩ホルモン(ギアラ・4番目の胃)△豚バラ(与論産モリンガソルト)△ピリ辛塩タン(与論産島唐辛子)△塩だれニンニクハラミ△牛フィンガーカルビ△熟成牛ヒレ肉(豚バラ以外は全て牛肉です)/(各150g×10種類、計1500g)△焼肉のたれ△塩ぽん酢△与論の塩

与論町の繁華街「銀座通り」に店舗を構える「すみ火焼き肉サム」で提供される焼き肉セットです。与論産の島唐辛子や塩がいつもの焼き肉をヨロン気分に変えてくれます。
肉の味を引き立てる「焼肉のたれ」「塩ぽん酢」「与論の塩」がついてます。
与論の観光ガイドマップや、与論島を感じるアイテム(与論の絵はがき、サンゴの箸置き、貝殻など)を一緒に詰め込んで送ります。

「焼肉を通じて誰かを笑顔にしたい。与論島を知ってもらうことで幸せになる人を増やしたい」と話す店主の箱山さんです。

与論町のふるさと納税「サンゴ礁基金」での紹介はこちら
【与論島の焼肉屋】すみ火焼肉サム・おすすめ焼肉10種セット

(2)    サネン(月桃)シャンプー・コンディショナー・泡洗顔・化粧水 2人


モニターしていただくのは・・・△シャンプー△コンディショナー(各300ml)△泡洗顔△化粧水(各200ml)

与論島で育った天然の「サネン(月桃)」や「レモングラス」「ハイビスカス」「パッションフルーツ」「ゴーヤー」「マンゴー」と、フコイダンを豊富に含む「モズク」などのエッセンスから得た美容成分と海洋深層水を配合した「シャンプー」「コンディショナー」「泡洗顔」「化粧水」のセットです。
ノンシリコン、ノンパラペン。鉱物油や石油界面活性剤は使っていません。
乾燥や毛詰まりを解消して、ツヤ、コシ、ハリのある健やかで美しい髪を育てます。
化粧水は月桃の爽やかな香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。

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ヨロン島オリジナルサネン(月桃)シャンプー
ヨロン島オリジナルサネン(月桃)コンディショナー
ヨロン島オリジナルサネン(月桃)泡洗顔(クレンジング&洗顔) 
ヨロン島オリジナルサネン(月桃)化粧水

(3)    与論の夕暮れ「ソデイカ」セット 1人

※ご応募は20歳以上に限ります

モニターしていただくのは・・・△あーどぅる焼・長皿1枚△ソデイカ1kg△島有泉(黒糖焼酎)ハイボール3本

「あーどぅる焼」は、与論島で育った植物「ガジュマル」「サンゴ」「さとうきび」「海藻」などを釉薬に使った陶器。作品は「ヨロンの美しい海・自然を感じる」と好評です。長さ約34cm・幅13.5cm・高さ約3.5cmの使いやすい長皿は、日々の食卓を「ヨロン色」に染め上げます。

与論島特産のソデイカは冷凍することにより甘味が増しています。半解凍で包丁を入れれば、調理も楽々。和・洋・中・エスニックと調理ジャンルを問いません。
使いやすいように200~300gの柵状に切り分けられ、真空パックされています。

島の黒糖焼酎「島有泉」の20年古酒を使ったハイボールは、味の深みと軽やかさが自慢。
与論町ふるさと納税「ヨロン島サンゴ礁基金」に寄付申込をされた先着1,000人にハイボール(3本)をプレゼント中です。

与論町のふるさと納税「サンゴ礁基金」での紹介はこちら
ヨロン島の素材を活かした あーどぅる焼『長皿』
ヨロン島特産☆あま~いソデイカ 1kgセット
与論島ハイボールプレゼントキャンペーン

(4)与論の夕暮れ(奄美黒ほろほろ鳥)セット 1人

※ご応募は20歳以上に限ります

モニターしていただくのは・・・△あーどぅる焼・丸皿1枚△奄美黒ほろほろ鳥・1羽部位小分け △島有泉ハイボール3本

「あーどぅる焼」の丸皿は直径約23cm、高さ約3.5cm。使いやすい丸皿です。

「奄美黒ほろほろ鳥」の飼育は、安心・安全を求め、親鳥から雛の管理、成鳥まで生産者の目の届く環境で大切に育てられています。与論島内のほろほろ鳥専用加工場で、徹底した衛生管理のもと加工処理されています。もも、むね、ささみ、手羽先、手羽元各2枚がセットになっています。

島の黒糖焼酎「島有泉」の20年古酒を使ったハイボールがセットには3本付きます。

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ヨロン島の素材を活かした あーどぅる焼『丸皿』
奄美黒ほろほろ鳥★期間限定・数量限定★与論の風プレミアムギフトセット(参考)
与論島ハイボールプレゼントキャンペーン

(5)    あーどぅる焼マグカップ2個・彩り島茶4種 2人

モニターしていただくのは・・・△あーどぅる焼マグカップ・2個△彩り島茶・4種

「あーどぅる焼」のマグカップは手に馴染む直径約9cm、高さ約7cm。いつものティータイムを「ヨロン時間」に演出します。

「彩り島茶」は与論島で農薬を使用せずに栽培されたハーブを使用。生産~包装~お手元に届くまで、与論島の自然と環境保護を最優先に考えたハーブティー。鮮度にこだわり、収穫から12時間以内に仕上げています。優しい味と商品コンセプトが大きな支持を得ています。
セット内容(4種)△なぎの月桃茶2.0g (1.0g×2包)月桃のみを使用したお茶。原材料:月桃の葉△月桃の種茶2.0g (1.0g×2包)香ばしく甘みのあるお茶。原材料:月桃の種△青の島茶2.4g (1.2g×2包)ヨロンブルーを表現した、スッキリとした味わいのお茶。原材料:月桃、レモンバジル、バタフライピー、ブラックペパーミント※妊娠中、授乳中の方は飲用をお控えください。△赤の島茶3.2g (1.6g×2包)酸味の中にしっかり月桃が味わえるお茶。原材料:ローゼル、月桃、クミスクチン※カリウム摂取制限のある方は飲用をお控えください。
4種共に対象となるアレルギー品目はありません。ティーバッグは植物由来のものを使用。

※沢山のご応募ありがとうございました。

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ヨロン島の素材を活かした あーどぅる焼『マグカップ2個セット』
【与論島産】 彩り島茶 4種セット

(6)    芭蕉布かりゆしシャツ(白)・奄美黒ほろほろ鳥缶詰めセット 1人


モニターしていただくのは・・・△芭蕉布かりゆしシャツ(白)・1枚△「奄美黒ほろほろ鳥缶詰め(△バターソース味2缶△みしじまい(人参やごぼうを混ぜ込んだ与論島風混ぜご飯の素)1缶△ブラウンマスタード2缶)5缶セット

与論島の「芭蕉布(ばしょうふ)製造・技術」は、2020年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。イトバショウの繊維を原材料として、伝統的な布「芭蕉布」は作れらます。与論島では、普段着や仕事着、帯などに用いられました。
島では継承者により、イトバショウの栽培から糸づくり、織りの工程まで家族全員での共同作業で行われています。
与論島の伝統的な工芸品「芭蕉布」を、シャツの見立て部分と胸にあしらったかりゆしシャツです。与論島の誇りと優しさを表現しています。

与論の特産品「奄美黒ほろほろ鳥」を3種の味(バターソース・みしじまいの素・ブラウンマスタード)で表現しました。缶詰めなので保存も便利。ご自宅用やギフトにも人気です。

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与論島芭蕉布 ランチョンマット(参考)
奄美黒ほろほろ鳥 与論島産のほろほろ鳥でつくったミックスセット

(7)    芭蕉布かりゆしシャツ(紺)・夜光貝ピアス 1人


モニターしていただくのは・・・△芭蕉布かりゆしシャツ(紺)・1枚△夜光貝ピアス1組

芭蕉布の原料「イトバショウ」の繊維は、芯に近いほど上質となるため、ウヮーゴ(外)、ナーゴ(中)、ナーグ(内)の3種類に丁寧に選り分けて糸にします。
糸づくりは、フーウミと呼ばれ、灰汁で煮て不純物を取り除いた繊維を陰干しした後、細かく裂いて、1本ずつ指先で繋ぎ、時間をかけて長い1本の糸に。その後、糸車で撚りを掛け、精練、整経の工程を経て、高機で織ります。織りは、平織です。
与論島の伝統的な工芸品「芭蕉布」を、シャツの見立て部分と胸にあしらったかりゆしシャツです。与論島の誇りと優しさを表現しています。

与論島の最南端、風花(かざはな)の地にある「貝工房かざはな」は47年間、与論で採れた夜光貝をメインにしたアクセサリーを制作しています。時代を的確に捉えたデザイン力に加え、京都にある平等院鳳凰堂の瓔珞の復元にも貢献した技術力には大きな信頼が寄せられています。
確かな技術と優雅なデザイン。与論島の夜光貝が放つ美しさが耳元で輝き続けます。

与論町のふるさと納税「サンゴ礁基金」での紹介はこちら
与論島芭蕉布 しおり 2枚セット(参考)
夜光貝を素材にした「ピアス」(参考)

与論町のふるさと納税(サンゴ礁基金)の返礼品 その魅力に迫る

島の自然と向きあいながら、島の魅力を鮮やかに描く9人を与論町役場の職員が訪問し、魅力に迫りました。(撮影は感染対策に十分留意して行いました)

◆ふるさと納税寄付者先着1000人にプレゼント中!「与論島ハイボール」--有村酒造 

2021年に製造を開始した「与論島ハイボール」が人気を集めています。与論島を代表する黒糖焼酎「島有泉(しまゆうせん)」の20年古酒を惜しげもなく使用し、島人の心意気がこの1缶に込められています。内容量は350ml。アルコール度数は7%です。

「現在では空調設備により温度と湿度が保たれている酒蔵も、以前は高温で酵母が死なないように水を打つなど徹夜の見守りが必要でした。蔵独自の『蔵付き酵母』が味を支えています。仕込みにはサンゴ礁の島ならではの硬水を。割水には口当たりの良い軟水を使っています」と島での酒造りの苦労を語りながら有村晃治工場長(59)は出来上がった酒を愛おしく見つめていました。

「私達の酒は『おいしく』『楽しく』『元気が出る』黒糖焼酎。飽きのこない『与論島ハイボール』を是非楽しんでいただきたい。
コロナ禍が終われば、与論島の伝統的な酒の楽しみ方である「与論献奉(よろんけんぽう)」も復活するでしょう。島唯一の酒蔵「有村酒造」の挑戦は続きますよ!島人のために、島を訪れる人のために」と有村泰和社長(56)は力強く語ってくれました。

◆与論の「ソデイカ」は、鮮度抜群--与論町漁業協同組合


「与論のソデイカを全国にみなさんに楽しんで欲しいね!」と話すのは、与論町漁業協同組合の箕作広光参事(60)です。(写真右)

ソデイカの純白の身が光り輝きます。漁港前の加工場では、手際良く200~300gに切り分けられて真空包装され、凍結されていきます。

「冷凍すると、食感が増す。スライスする時には、半解凍がベスト。完全に解凍してしまうと切りにくくなってしまう。冬場なら1時間以内が流水解凍の目安」と箕作さんはアドバイスしてくれました。

「ふるさと納税にも提供しているソデイカは、1kg詰め合わせと3kg詰め合わせ。1kgを求めた方が、リピートして3kgを注文してくれた時には嬉しかったなあ」

ふるさと納税でも好評のソデイカ3kg詰め合わせ
ふるさと納税でも好評のソデイカ3kg詰め合わせ


「刺身にしてよし!炒めてよし!与論で水揚げされるソデイカは美味しいわよ」と話すのは、映画「めがね」の撮影場所にもなった宿泊施設「ヨロン島ビレッジ」とレストラン「たら」を経営する池田和枝さん(72)です。

刺身と島で採れたインゲン豆と赤ピーマンを使って一品を作ってくれました。

「一番のお気に入りは、短冊に切ったソデイカと明太子を和えたもの」柔らかなソデイカの旨味と明太子の辛みが良く合います。絶品です。

「炒める時には、火を入れすぎない。刺身でいただける鮮度。冷凍だから、年間を通して楽しめる。与論町漁協の売店には、ソデイカ以外にも色々な加工品があるから、覗いてみるのも楽しいわよ」と笑顔で語ってくれました。

◆本場のフランス人シェフも納得 奄美黒ほろほろ鳥--ヨロンアイランドファーム

「ほろほろ鳥」の孵化から最終加工まで一貫して行っている企業が与論町にはあります。主に宇宙産業で使用する電子部品の製造を行う日本マルコのグループ会社、ヨロンアイランドファームです。

「弊社役員が取引先があるフランスに出張した際、その味に惚れ込んだのが飼育の契機になりました」と話すのは、日本マルコ与論事業所の町田数成所長(41)(写真右)です。

「卵を孵化させ、約100日間育てます。加工場も自社で整備。厳格にエリアを分け、クリーンルーム内で最終加工を行っています。トレーサビリティも徹底しています」ヨロンアイランドファームの山本恵場長(42)(写真左)は胸を叩きます。

パソコンのモニターには、『美味しかった』『深い味わいが気に入り、再度注文します』の文字が踊っています。「フランス人シェフからの『本国以外でこんな美味しいパンタード(pintade・ほろほろ鳥)に出会えるとは思わなかった。ありがとう」のメールを見た時には、心の中でバンザイを繰り返しました」

飼育を担当する盛宏さん(64)光愛香さん(31)阿多一業さん(74)と山本場長(左から)
飼育を担当する盛宏さん(64)光愛香さん(31)阿多一業さん(74)と山本場長(左から)

奄美黒ほろほろ鳥は、数量限定の完全予約販売。鳥の健康を最優先に考え、過密飼育は行っていません。自然光の届く平飼いの鶏舎で専門の飼育員のみによって育てられています。

「与論産のモリンガを餌に与え、鳥の健康を第一に考えた飼育を行っています」「自然飼育・安心品質・産地直送のこだわりが、食卓に届きみなさんが笑顔になってくれたら嬉しい」と、山本場長は「奄美黒ほろほろ鳥」に夢を託しています。

モニター募集では、「奄美黒ほろほろ鳥・1羽部位小分け」に加え、「缶詰め5缶セット」も提供していただきました。与論島のブランド鳥『奄美黒ほろほろ鳥』の魅力が、多くの方に届きますように。

◆与論の自然を釉薬に--ゆんぬ(与論)・あーどぅる(赤泥)焼

与論島の人は与論のことを島の言葉で「ゆんぬ」、赤土のことを「あーどぅる」と言います。ゆんぬ(与論)・あーどぅる(赤土)焼工房は、1997年、山田幸子さん(72)・信雄さん(71)夫妻が開きました。

幸子さんが作品制作担当。夫の信雄さんも作品作りに参加しますが、本業は大工さん。赤土堀や釉薬に使う「サンゴ」「海藻」「モクマオウの枝」「椰子の葉」「サトウキビの残渣」「ガジュマルの枝」などを採取する力仕事に加え、それらの素材を燃やし、灰で釉薬を作る作業を主に担当しています。
山田さんは既成の釉薬は使いません。すべて与論島の素材を使った手作りの釉薬を使います。

「『与論島らしい色』を求める中で、島の天然素材を釉薬に使って表現しています。夫が軽トラックに素材を満載して帰って来ても、燃やして灰にすると1㎏にもなりません。しかし、焼き上げた時の発色が私に答えを与えてくれます。何度もテストピースで試作を繰り返し、納得する色を求める。お買い上げになった方から『旅の思い出が毎日食卓で語りかけているよう』『サンゴの釉薬が百合ヶ浜を思い出させてくれます』『ガジュマルの釉薬が語りかける深い色合いに元気が出ます』などのお便りが届くと、疲れも吹き飛びます。と幸子さんは話してくれました。

「あーどぅる焼きは、奄美群島で作られる黒糖焼酎は勿論、日本酒やワインにも合う器だと好評です。妻が作る器は、普段使いにも適した軽さと強度を求めています。食器類は底を薄くしながらも、強度を保っています。釉薬の素材集めは大変ですが、頑張りますよ」と信雄さんは笑顔で語ってくれました。

◆与論の海から贈り物 貝は海の宝石--貝工房「かざはな」

「夜光貝のパール層が持つ輝きは、与論の海に降り注ぐ太陽の光を写しこんでいるようです」貝工房「かざはな」の青木泰英さん(73)は、与論の貝が持つ美しさに魅せられ、約40年前に工房を開設しました。整地から一人で作った工房と住居。庭には豊かな緑と美しく咲く花が来訪者を迎えてくれます。「1977年の沖永良部台風の時は、屋根が飛ばされ、電柱も倒れて停電。2週間もランプ暮らしだったよ」と工房開設当時の話をしてくれました。青木さんは「夜光貝」以外にも、真珠の生産に用いられる「白蝶貝」「黒蝶貝」や、島に生息し、夜光貝に負けない光沢を持つ「高瀬貝」などを研磨~加工~彫刻をして「世界に一つ」のアクセサリーを製作しています。デザインは同じものでも、天然素材。異なる表情と輝きに魅了されてしまいます。加工する青木さんは真剣そのもの。

素材となる貝を厳選し、切り出して磨き上げる。彫刻を施して更に磨き上げる。金具も手作業で作り上げます。
工房に併設されているギャラリーには、新婚さんがいらっしゃいました。青木さんが丁寧に素材の話から加工の工程までを説明される姿が印象的でした。夜光貝のアクセサリーを手にした笑顔に、私たちの心も温かくなりました。


10円玉のレリーフでも知られ、国宝・世界遺産にも指定されている平等院鳳凰堂の瓔珞を復元した青木さん。手元に残る一枚を見せていただきました。
時代をとらえたデザインのアクセサリーでファンを魅了しながらも、積み重ねた確かな技術は、文化財を次世代に繋ぐ重要な役割を果たしています。
ヨロンの海の恵みが、今日も世界のどこかで輝いていると思うだけで、嬉しい気持ちになりました。

◆島人の暮らしを伝え、芭蕉布織りを伝承する--与論民俗村

島の大切な生活文化が失われてしまうという危機感から民具を収集し、古民家を移築・復元して展示し、島人の歩みを残し、後世に伝えたいという思いから設立されたのが、菊(きく)家 によって作られた私設民俗資料館 「与論民俗村」です。
「『与論島の芭蕉布製造・技術』が国の重要無形民俗文化財に指定されました。芭蕉布は風通しが良く、軽くてサラリとした風合いで、亜熱帯の気候に適した着物として昔から着用されてきました。芭蕉布は生産工程が多く膨大な制作時間を要することから、与論島で芭蕉布織りを伝承するのは与論民俗村だけになってしまいました」と学芸員の菊凜太郎さん(30)は話します。
ふるさと納税の返礼品では、体験型の芭蕉布作りや、くり抜き枕、草木染めを提供していますが、芭蕉布をあしらった「かりゆしウェア」も用意しました。夏場のフォーマルウェアとしても重宝するかりゆしウェアですが、カジュアルな着こなしも楽しめます。

代表の菊秀史さん(64)は「与論島は鹿児島県ですが沖縄県との関係も深く、薩摩と琉球を融合した独自の文化があります。ゆったりと流れる島時間の中で、島人(しまんちゅ)の温かさを感じていただけたら」と優しく語ってくれました。島人の暮らしに触れることのできる与論民俗村は、温かく来訪者を迎え入れてくれます。

◆与論島の魅力的な自然を守っていくことを第一に考えた月桃茶ーーYuGaHu(ゆがふ-)

「『ゆがふー』とは与論島の方言で『豊年満作』。世の中が豊かで平和で みんなが幸せでありますようにという意味を屋号込めました」とYuGaHu(ゆがふ-)のオーナー宇井瑞季さん(31)は笑顔で話してくれました。

世界中を旅した宇井さん。10年以上前に一度訪れた与論の人々の優しさが忘れられず、2年前に島への移住を決めたそうです。

「私が与論島に移住して 初めて知った月桃(げっとう)という植物。 月桃の香りと効能、お花のかわいらしさに魅了され もっと多くの人に月桃を知ってもらいたいという思いがつのりました」

「そして、今ある与論島の自然を守り続けたい。私に出来ることは?と考え続け、栽培~収穫~生産~包装~発送の全てにおいて環境に優しい月桃茶作りを決めたのです」
宇井さんの作る月桃茶は雑味が少なく飲みやすい。豊かな香りが鼻孔をくすぐります。

「市販されている月桃茶を入手して飲み比べたのですが、香りは良いものの、独特の味から苦手な人も多かった。『私が好きな月桃。ならば、私が一番好きになるお茶にしてみよう』と一念発起しました」

試作を重ね、ついに雑味を抑えた商品化に成功。その味は「月桃茶は苦手」と言っていた友人からも太鼓判の風味に。
「将来的には、高齢の方やハンディキャップを持っていらっしゃる方にもお茶作りに参加して欲しいと考えています。『届いた時に愛を』『与論の豊かな自然を次世代につなげたい』賛同してくださる方の注文に支えられています。ヒーリングサロンを運営している企業から、安定して注文をいただいています。嬉しいですね」

昨年、12月に咲いたレモングラスの花で作ったお茶はハーブティーの愛好家からも注目を集めました。宇井さんの月桃やハーブを見続ける優しい眼差しが新鮮な感動を島人にも与えています。

◆月桃の香りを届けたい シャンプー・コンディショナー・泡洗顔・化粧水を開発--田畑美軒・ふよこ美容室

54年前から与論島の美容を見続けているのは、与論町の中心地で美容室「田畑美軒・ふよこ美容室」を営む田畑百代子さん(73)です。19歳の時に開業。店頭では美容室でのカットやパーマに加え、島での成人式や、婚礼の着付け・メイクも行い多くの島人の門出を見守ってきました。

「月桃に多くの美容成分が含まれていることは、島では知られていました。良い香りは仕事で疲れた私の心を癒やしてくれました。何とかして月桃を使ったシャンプーやコンディショナーを作りたい。肌や髪に優しいものを作るのですから、ノンシリコン、ノンパラペン。鉱物油や石油由来の界面活性剤は使わない事を決めました」

7年前にシャンプーとコンディショナーが完成。当初は販売をしていなかったのですが、好評を得て量産に踏み切りると、与論島のお土産として人気が出ました。

「5年前には泡洗顔と化粧水を開発。「レモングラス」「ハイビスカス」「パッションフルーツ」「ゴーヤー」「マンゴー」と、フコイダンを豊富に含む「モズク」などのエッセンスから得た美容成分と海洋深層水を配合しました。経営している宿泊施設『Calm(カーム)
』のアメニティにも使用。好評を得ています」

「時代を超えた美を届けたい」と笑顔で話す田畑さん。地域に愛される美容室として、三男の圭三さん(37)と奥様の紘歌さん(37)と共に腕をふるっています。

「ふるさと納税では、婚礼衣装やメイクも用意しています。ヨロン・ウエディングを華やかに彩るお手伝いができると思うとワクワクしています」

◆与論の焼き肉は、ひと味違う 島の素材が肉に深みを--すみ火焼肉サム


与論町の中心地、通称「銀座通り」で島の魅力を伝えている焼肉店があります。肉は注文が入ってからカットするこだわり。七輪で焼き上げる本格派です。店主の箱山貴洋さん(43)は与論町の出身。大学在学中に料理の魅力に取り憑かれ、卒業後は大阪や名古屋で12年間料理の武者修行を重ねたそうです。

「大学時代は寮生活。私が作った料理を仲間が喜んでくれたのが料理の道に進む契機になりました。『料理を通じて笑顔を届けたい』という気持ちは今でも変わりません」

2020年3月に開店した『すみ火焼肉サム』。店名の由来を「亡母の名前「すみ子」と亡父が経営していたラーメン屋「らあめんはうす さむ」から命名しました」と教えてくれました。グルメをうならせる味と、家族連れでも気軽に楽しめる焼肉屋として島民に親しまれています。
焼肉の通信販売を始めるきっかけは、箱山さんが配信しているネットラジオだったとか。

「インターネットで『与論島・すみ火焼肉サムのLet’s meet someday!』という番組を放送しています。ある日、視覚障がいを持つ方から『番組が楽しみです。いつか与論でサムの焼肉を食べたい』というメッセージを頂きました。気持ちが突き動かされ、店内同様の味付けを施した肉を彼の元に送っていました。それからです。『うちにも送ってよ!』と注文が相次いだのです。慌ててネット販売の準備を整えました」

「現在は、放送やSNSを活用した情報発信もあり、日本全国からダイレクトに反応を頂いています。ふるさと納税での取り扱いも増えました。コロナ禍の今でも与論島の雰囲気を味わっていただけているのではないでしょうか。嬉しいですね」
ふるさと納税の返礼品として発送される自慢の肉には、「焼き方のコツ」や「与論島を感じる何か(与論の絵はがき、サンゴの箸置き、貝殻など/時期により異なる)が同封されています。お肉を囲んでの楽しいひとときはいかがでしょう?与論島の味と心意気が食卓を彩りますよ。

全国のみなさん、ありがとうございます!

 

Yoron Island Japan in 8K HDR ©与論町

与論島で皆様とお会いできる日も遠くありません。2019年、国際観光映像祭「ART&TUR」にて国際コンペティションのフィルムロケーション部門2位を獲授した与論島の観光動画「Yoron Island Japan in 8K HDR」をお届けします。コロナ禍の今、与論の風を感じて頂けたら幸いです。

「ヨロン、好きだよ」「与論島、コロナに負けないで」「与論町、応援しているよ」皆様のご厚意に心から感謝申し上げます。ありがとうございます!

応募要項

企画名 与論町ふるさと納税「サンゴ礁基金」返礼品モニター募集
応募期間  2022年2月11日(祝)~2022年3月6日(日)
モニター品と当選者数 (1)「すみ火焼肉サム」おすすめ焼肉10種セット 2人
(2)サネン(月桃)シャンプー・コンディショナー・泡洗顔・化粧水 2人
(3)与論の夕暮れ(セーイカ)セット 1人※ご応募は20歳以上に限ります
(4)与論の夕暮れ(奄美黒ほろほろ鳥)セット 1人※ご応募は20歳以上に限ります
(5)あーどぅる焼マグカップ2個・彩り島茶4種 2人
(6)芭蕉布かりゆしシャツ(白)・奄美黒ほろほろ鳥缶詰めセット 1人
(7)芭蕉布かりゆしシャツ(紺)・夜光貝ピアス 1人
応募方法 「ご応募はこちら」ボタンをクリックして、「応募フォーム」に必要事項をご入力のうえ、ご応募ください。
〇「応募フォーム」の※印は必須記載事項となっております。必ずご記入のうえ、「登録」をクリックしてください。
〇応募完了時に、与論町役場より完了メールが送信されます。「@yoron.jp」の受信可能設定をお願いいたします。
応募資格 日本国内在住の方で、InstgramのIDをお持ちの方。
ご応募は、お一人様一回限りとさせていただきます。
当選発表  当選者の発表は、モニター品の発送をもってかえさせていただきます。
なお、モニター品の発送開始は3月上旬を予定しております。
都合により、モニター品の発送が多少遅れる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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提供 与論町
取材・構成 南海日日新聞社
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