着なくなった服やクロスなどの古布。ちょっと工夫すれば、この布たちが新しい形で使えるものに変身する。「布が紡ぐ物語—リユース×アートの可能性 めぐる布市×横浜美術大学×アートフォーラムあざみ野」(横浜市芸術文化振興財団・横浜市)が7月24日(木)~26日(土)にアートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区)で開催される。時間は10時~16時(最終日15時30分終了)。
横浜市北部で活動するNPO法人森ノオト、横浜美術大学とのコラボ企画。寄付布をリユース&アップサイクルするマーケット「めぐる布市」を中心に、館内各所で創作を楽しむワークショップや、横浜美術大学の学生による作品展示、スペシャルトークなどが催される。「めぐる布市」は、循環型社会の実現を目指した取り組みから生まれた活動。青葉区の住宅に寄付で集められる古布を使い、地域に暮らす子育て世代の女性たちが中心となって、これらを生かした企画、販売、アップサイクル製品化、ワークショップなどを行っている。今回のコラボ企画は、新品で買うのではなく、今あるものを生かしてつくる楽しさや、掘り出しものを見つけるワクワク感、新たな人との出会いを楽しんでもらうのが目的。家に眠っている古布で、新しいものができたら楽しいかもしれない。