エンタメ

吉沢亮主演の「PICU 小児集中治療室」は「名作の予感」 「初回から感動した」「心にしっかり刺さる作品」

 吉沢亮が主演するドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)の初回が、10日に放送された。

 本作は、北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が、先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられる「PICU(小児専門の集中治療室)」を作り、医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描くヒューマンドラマ。(※以下、ネタバレあり)

 北海道で生まれ育った武四郎は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医。幼い頃に父を亡くし、女手一つで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)と2人暮らしをしている。

 ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたPICUへの異動を命じられる。そこで出会ったのが、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)だった。

 3年前、道内で起きた悲劇が大きな契機になり、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)が植野を訪ねて、PICUの整備を依頼したのだ。

 しかし、3年を経て設立されたPICUに集まったスタッフは、植野と武四郎のほか、植野と行動を共にしてきた優秀な看護師・羽生仁子(高梨臨)と、救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)の4人だけだった。

 そんな中、PICUに発症から4時間も経過した少女が運び込まれる。

 放送終了後、SNS上には、「ボロボロ泣いた。丁寧で骨太なドラマ。素晴らしい」「心にしっかり刺さる作品。良質でリアルな医療ドラマで、制作陣の込めた思いが感じられた」「子どもが苦しむのはつらい…。多くの小児外科医、 PICUが増えてほしいと思った。初回から感動して泣いてまった」などの感想が投稿された。

 また、「吉沢亮くんと安田顕さんの掛け合いがとてもよかった。これは名作の予感」「吉沢亮と安田顕の芝居に引き込まれた。激しい掛け合いではないのに、じんと心に響いた」といった声が上がるなど、2人の演技にも反響が集まった。

「PICU 小児集中治療室」(C)フジテレビ