健康や体型は気になる。だから減らした方がいいという食べものを我慢したり、摂取した方がいいという栄養を考えながら料理したり。でもおやつの時間になると甘いものに目がいくし、スーパーのお菓子の棚にはあらがいがたい袋菓子が・・・。こういう葛藤はみな同じのようだ。オレンジページ(東京)の読者アンケートでリサーチする「ほぼ1000人にききました」では、糖質オフを気にしている人が多い半面、おやつを食べている人も多く、ストイックになり過ぎずに生活を楽しんでいる様子がうかがえた。
国内の20歳以上の女性1120人に昨年11月21~27日に調査した結果。糖質オフを気にしている人は66%で、理由は「今よりやせたい・ダイエットをしたい」(46.1%)、「体型が気になる」(45.2%)が多く、減らしたい体重の平均は7.5kg。一方で「血糖値を上げたくない」(44.9%)、「生活習慣病・メタボを予防したい」(42.6%)など、健康維持がメインの理由という人も少なくない。
とりすぎに気をつけているのは「ジュース・清涼飲料水」(70.8%)、「ご飯」(69.6%)が多く、食事の時にご飯の量を減らすという人は71.4%に上った。夕食時にはご飯を食べないという人も21.1%。
一方で、ふだんおやつを食べる人は89.8%に上る。食べる時間は15時が74.2%でいちばん多いものの、「夕食後」39.4%、「10時ごろ」29.5%も意外に多い。「ウォーキングをした日のお風呂上がりのアイスはOK」(40代)、「昼食後にカカオ72%のチョコレートを2つ食べるのが楽しみ」(60代)など、自分へのごほうびを設定しながらがんばっている様子がうかがえた。