マンガが好きな人は多いと思うが、本や雑誌だけだった昔と違い、今は場所を問わずスマホで読むことができ、それにつれて読者も広がっているようだ。そうした中、LINEリサーチ(LINE)では、日本全国の男女15歳~64歳の男女5,254人を対象に、マンガを読む頻度や読む方法について調査を行った。実施期間は10月14日~10月17日。
それによると、マンガをまったく読まない人は26%で4人に1人の割合。頻度を聞くと最も多いのは「毎日読む」の24%で、4分の1ずつ回答が極端に割れる結果となっている。これに加えて「週4~5日読む」「週1~3日読む」を合わせた週に1日以上読む人の割合は45%に達した。年代別では、「ほぼ毎日読む」という人の割合が3割を超えた10~30代はよく読んでおり、年代が上がるにつれ、読まない人が増える傾向になる。男女別では男性の方がマンガに親しんでいる様子がうかがえた。一方で、年代が上がるにつれて「マンガはまったく読まない」という人の割合が高くなる傾向がある。
ふだんマンガを読む人に、どのようにして読んでいるか聞くと、「電子版を無料で読む」が6割超となる一方、「本屋などのお店で紙の本を買う」は3割台後半にとどまった。年代別でも、すべての年代で「電子版を無料で読む」がトップで、男性よりも女性の割合が高い。他方、10代では「本屋などのお店で紙の本を買う」が6割弱で、「家族・友だちから紙の本を借りる」という人も多かった。紙の雑誌を買って、回し読みしている人が多いのかもしれない。