アフリカゾウにも恵方巻 無病息災願う節分イベント

　近年、恵方巻は全国的な節分の食べ物になっている。ゾウだって恵方巻で無病息災を願うらしい。和歌山県のアドベンチャーワールド（アワーズ・和歌山県白浜町）では2月3日、パーク内で最も長寿で推定51歳のアフリカゾウに、感謝と今年1年間の無病息災を願い、特製の恵方巻をプレゼントする節分イベントを開催する。

恵方巻

　ゾウもおいしく食べられるの？という心配は無用。トウガンをメインに、アフリカゾウが大好物の野菜や果物を使って作るのだそうだ。大きなトウガンの表面の皮には、鬼のパンツをイメージしたトラ柄模様の細工。さらに、食べると厄を遠ざけその年を幸せに過ごすことができるとされる福豆を、ゾウたちの年齢の数である51個ずつプレゼントする。福豆を入れる升ごと食べられるよう、カボチャをくり抜いたものを器として使うという。