福井県は、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀延伸を前に、県の認知度向上を目的にさまざまな情報発信をする中、このほど新たに、あわら市の「あわら温泉女将の会」が開発した発泡性の日本酒「OKAMI no AWA」を紹介した。
「OKAMI no AWA」は「あわら温泉女将の会」メンバーが米作りから酒造りまで取り組み、普段日本酒になじみのない女性をターゲットに開発した飲みやすい甘口のスパークリング日本酒。あわら温泉でしか飲めず、販売も同温泉に限定しているという。
酒造りは久保田酒造(福井県坂井市)の協力で開発。ボトルデザインは広告ディレクターの大井佳名子氏(あわら市出身)が手がけた。「OKAMI no AWA」は、300ミリリットル入りで2000円。あわら温泉女将の会加盟旅館で提供している。
あわら温泉女将の会は、これまでにも販売地限定の純米吟醸酒「女将」をつくり、観光客誘致を進めている。