世界最古の映画雑誌「キネ旬」 73年ぶりにリニューアル

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 テレビより動画配信サービスで楽しむのがデフォルトになりつつある昨今。映画館も厳しい戦いを迫られているが、それでも劇場の大きなスクリーンで見る、という映画ならではの楽しみにひかれる人は多い。世界最古の映画雑誌『キネマ旬報』(キネマ旬報社・東京)は、創刊から104年の今年、73年ぶりにリニューアルして発売された。

 同誌は1919年、映画好きの学生たちが作ったのが最初。第2次世界大戦による休刊までは、毎月1、11、21と月に3号発行していた。復刊後は毎月5、20日の月2号に。そして今回のリニューアル後は月1号の発行になる。

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 じっくりと映画と向き合い、映画ファンと作品との距離を近づけることを愚直なまでに追い続ける同誌リニューアル第1号のカバーは横浜流星さん。巻頭特集は「ALL ABOUT MOVIES」。映画のすべてを楽しんでもらいたいという思いを込めた特集だ。税込み1320円。