魚介類より肉類を食べることが多い人は6割弱で、女性や若年層の比率が高いという調査結果が、精肉類・肉料理に関する調査(マイボイスコム・東京)で出た。肉類を買う時に「国産かどうか」を重視する人は減っており、やはり多くの人が価格に注目している。
調査は9月1~5日にかけて行い、9669人が回答した。「好きな肉料理」(複数回答)は「焼肉」(68.3%)、「しょうが焼き」(63.5%)、「からあげ・フライドチキン」(62.6%)などが上位。「肉類を購入する時に重視すること」(複数回答)については、「価格」が6割強、国産かどうかや、賞味期限・消費期限を気にする人が各4割強で、過去の調査と比べて国産かそうでないかに注目する人は減っていた。
肉類の料理を週4~5回以上食べる人は4割強で、男性10・20代や女性30~50代で高い。好きな肉の種類や食べ方などを自由回答でたずねると、「ホットプレートを使って自宅で焼肉」「冷しゃぶを作って冷凍うどんや袋のインスタントラーメンと一緒に」「スーパーの豚肉のしょうが焼きにマヨネーズをかけて食べる」「鶏肉のささみが好き。ゆでてきゅうりと一緒に」など、実にさまざま。「ステーキ屋さんで食べるステーキが好き」と外食で思い切り肉料理を楽しむ人も。インフレで買いものはやはり価格に左右されるが、たまにはお財布を鼓舞して外食でストレス発散も悪くない。