ラグジュアリー、といっても、今や健康や環境を無視はできない。豪華な旅に求められるものも、やはり意識の変化で変わってきている。ロイヤルロード銀座(JTB・東京)は、新しい「~未来へ紡ぐ、つなげる~ラグジュアリー・サステナブル旅」をスタートさせた。未来に残したい自然・文化・歴史・芸術・食を知り、交流することをコンセプトとした、エシカルでサステナブルな旅。訪れる地域の生活環境、自然環境を守り、そのエリアでゆっくり過ごし、地域の人々と交流を深めることで、新しい気づきや発見、価値ある出会い、そして持続的な社会の発展に貢献する旅の企画だ。
まずは瀬戸内海、京都、沖縄を舞台に3プランを2月6日に発売した。たとえば瀬戸内の旅は、香川県観光協会、ベネッセアートサイト直島と連携し、瀬戸内海国立公園指定90周年を迎える瀬戸内海の島々を舞台に、香川県にゆかりの深い奥田政行シェフが行程2日目から同行。訪れる島々で受け継がれてきた伝統的なモノづくり、コトづくりを知り、その生産者と出会い、それを生かした地産地消のオリジナル特別ランチを楽しむ旅になっている。美しい景観を損なわないように建物の大半が地下に埋設された地中美術館など、自然とアートの共生について、専門ガイドの詳しい案内もある。