まめ学

現役の東大生100人に聞きました 中学時代は一日にどれくらい勉強していたの?

 大学受験シーズンもここからがピークを迎える。メディアでは東京大学への各高校の合格者数が毎年注目を集めるが、東大に合格する受験生って、一日にどれくらいの時間、勉強しているのだろうか?

 HUSTAR(東京)が行った現役東大生100人に対して実施した「中学時代の1日の勉強時間」についての調査によると、中学時代はガリガリ勉強していない人が結構多い様子だ。調査期間は2月1日~2月8日。

 東大生が通っていた中学といっても、中学受験を経て入学するが高校まではエスカレーター方式の中学校、高校受験に力を入れる中学校、部活動が盛んな中学校などさまざま。そこで勉強時間に着目した調査の結果は以下の通りで、5人に1人はほとんど勉強していないという結果となっている。

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■0~30分:21% ■30分~1時間:15% ■1時間~2時間:22% ■2時間~3時間:34% ■3時間~:18%

 0~30分というのは要領が良いのか、それとも地頭が良い天才タイプか。30分~1時間は学校の宿題をこなすだけですぐに経ってしまう時間のため、30分~1時間と答えた人は、部活など勉強以外のことを楽しんでいたのかもしれない。

 1時間~2時間と、2時間~3時間を合計すると約半数の55%。この辺が多数派か。1時間~2時間の人は、課題に加え自主学習を行っている様子がうかがえるが、塾に通っているのはまだ少数派。2時間~3時間とガンガン勉強を進めている人は、塾に通っている割合も多めだった。

 一方、3時間以上とかなりの勉強量の人も18%いた。この時期から1日3時間以上の勉強をしていれば、どの大学も合格圏内に入りそうだ。